新吾十番勝負 完結篇

劇場公開日

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解説

朝日新聞連載川口松太郎原作の映画化、第三部に続く完結篇。原作者自身と中山文夫が脚色し、第三部の松田定次が監督し、川崎新太郎が撮影した。

1960年製作/87分/日本
配給:東映

ストーリー

新吾は四国にいるという武田一真を求めてまた旅に出た。途中、四国に向う便船の中で白沼半十郎という侍と知り合い、行をともにして金比羅権現まで来た。そこで、丸亀藩に追われる絵師・尾形乾山を助けた。城中で、藩の指南役佐々内蔵介と立合い、これを打ちすえた。西条の城に乾山の身をあずけた新吾は、そこでお縫に会った。お鯉の方の正式使者として迎えに来ていたのだ。新吾はお縫、半十郎と藩船で江戸へ向った。と、海賊船が襲った。江戸入りを阻止しようとする老中久世大和守の計略だった。小松島から再び船に乗ろうとする新吾に一人の娘がすがりついた。秋江といい、父の笹本卯三郎が藩の責任を一身に負って打首になるという。新吾は卯三郎を救ったが、これがかえって仇となり、追手に笹木親娘は討たれた。新吾は彼らを一人残らず斬ったが、胸の中には風が吹くばかりだ。大台ケ原に戻りひたすら剣の道にはげんだ。享保十二年、柳生但馬守の名をもって江戸城内で上覧試合を行う布告が出された。わが子恋しさに病いを発したお鯉の方、それを憂う吉宗公、その心中を察した老中酒井讃岐守の思案によるものだった。宿敵武田一真も柳生流を代表して出るというので、新吾は自源流代表剣士として試合に出ることになった。試合当日、父吉宗公、お鯉の方、お縫を前に新吾は一真と対した。比叡山頂で一真の剣に伏した恩師梅井多門先生の遺骸をダビにふしてから何年たったであろう。一真を前に新吾の木刀が上った--。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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