「期待しすぎた・・・・・・」新幹線大爆破(1975) ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
期待しすぎた・・・・・・
2025年劇場鑑賞144本目。
エンドロール後映像無し。
昔の映画らしくエンドロール自体一瞬ですが。パンフレットないけど入場者特典で号外新聞風のをもらえたので減点なし。
以前から傑作だと聞いて観たいなと思って録画したのも持っているのですが、リバイバル上映ということでやっと鑑賞。
豪華キャストがもったいないくらいチョイ役で出ているオールスター映画と聞いていた割に、知らない人はとことん知らず、犯人をよそ見して見逃すマヌケな刑事役で出すくらいなら他のいい役空いてただろ、というのはまだいいとして、ストーリーが思っていたより雑というか、間抜けが多すぎるというのが印象です。
結構序盤で犯人の意図していない理由で新幹線が停止して爆発する危機になり、たまたまうまく国鉄側が解決しただけであそこで爆発してた可能性が高く、そういう事があったことすら犯人は知らないし、犯人と警察、国鉄側との駆け引きの心理サスペンスを期待していたら一切なく、どちらかというと国鉄と警察で解決方法に関して揉めてる次第。主に警察がいらんことして解決を長引かせるし、やっと助かるかと思ったらこんな訳ないやろというトラブル。運転手はしょっちゅうパニックになって言っても仕方ないことわめくの映画としてリアルというより見てらんないという方が強かったです。犯人の動機も新幹線を狙う理由には関係なく、誰も死なせず死なないという目標を掲げるのは立派ですが、対する結果に対して悔いていたらああいう行動しないよな、というラストでした。
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