劇場公開日 1954年1月3日

次郎長三国志 第七部 初祝い清水港のレビュー・感想・評価

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3.0忠臣蔵

2025年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 大親分津向の文吉が島流しにあった時生れた喜代蔵少年が物語に加わる。お仲をよき姉さんとして慕ってくる喜代蔵(長門裕之)。お蝶が死んでからの百カ日。お仲さんが次郎長と結婚すればいいのになぁ~と願う長門裕之は桑田圭介そっくり・・・

 丁半賭博の修行?に打ち込む子分たち。そして、『忠臣蔵』の話をモチーフにして襲ってくるヤクザを撃退するところが面白い。ふぐ料理で盛り上がるシーンも面白いが、毒にあたって動けない演技も見ものだった。

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kossy

3.5ねえちゃんが優しくしてくれるから、嬉しくて泣くんだよお。 母ちゃんがいないから、悲しくて泣くんだよお。

2021年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

マキノ雅弘監督作次郎長三国志の第7部。第4部、第5部と鑑賞して、第6部を見逃している。
個人的には村上元三の原作を読んでいるのでスジは終えるのだが、脚色も多いので、ちょっと焦れる。
旅先でお蝶が死んで、百ケ日が済むまで喧嘩は御法度の次郎長一家、仇の保下田の久六を迎え撃つ顛末がこの段の山場。河豚に当たって四苦八苦する次郎長一家は描くものの、そうアレンジしたか、と感心。この方が威勢がいいし大衆受けしますわね。

講談の歯切れよさと、浪曲の人情を踏襲する筋書きもよく、石松と三五郎の名コンビも健在。若き長門裕之のみずみずしさもまたいいねえ。

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栗太郎