我が人生最悪の時のレビュー・感想・評価
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三枚目の格好良さ
結果、何の役にも立てず手に負えない問題に首を突っ込み散々な目に合うばかり、序盤から人生最悪なエンコがふっ飛び痛がる姿が滑稽で笑えながらも衝撃的な場面、格好悪い姿ばかりを晒しながらもそんな濱マイクのキャラクター像が格好良く、90年代に入り掴んだ永瀬正敏のハマり役でショーケンや松田優作に続く役者は間違いなく永瀬正敏の一択で決まりと言わしめた、と個人的に思う訳で!?
モノクロながら映像のLookやマイクの衣装に斬新さを感じるのは"清順美学"の貢献者である木村威夫が美術監修としてスタイリングは菊池武夫と主演の永瀬正敏との相性も抜群で、エースのジョーから麿赤兒に塚本晋也と癖の強いキャスト陣から誰でも知る豪華な演者、エンディングにはTHE MODSのモリヤンが永瀬正敏に曲を提供した「キネマの屋根裏」が最高潮に格好良くて永瀬による歌詞がまた素晴らしい。
ドラマ版は今思うと濱マイク、永瀬正敏の衣装がやり過ぎで演技もキザに感じながら青山真治の「名前のない森」と浅野忠信が出演した「1分間700円」は一本の映画としての完成度、こーゆーの演りたい役者は多いだろうなぁ、オダギリ ジョーなんて挑んでは惨敗してる印象しかない!?
拝啓・濱マイク様‼️
永瀬正敏さん扮する私立探偵・濱マイク‼️まず舞台が横浜ってのがいいですね‼️しかも事務所が映画館 "横浜日劇" の2階にあるっていうのがまたいいですね‼️乗ってる愛車が "ナッシュ・メトロポリタン" というのもまた素敵‼️そして一番はモノクロだという事‼️アメリカのハードボイルド小説を日本を舞台にやってる事‼️石原裕次郎さんでおなじみ「日活無国籍アクション」を現代を舞台にしてやってる事‼️そして生まれたのがこの作品‼️とにかく友達想いで正義感が強く、いつも金欠、そのくせ服装や小物にこだわる濱マイクというキャラがすこぶる魅力的‼️永瀬さんのハマり役で代表作ですね‼️
鑑賞動機:ドラマは観てたけど映画は観てなかった10割
お綺麗な観光スポットじゃない横浜はちょっと新鮮だった。劇場の看板にすでに「遥かな時代の階段を」と「罠」が書いてあって、ニヤける。
永瀬さんは発展途上という感じで、それを私はネガティブに捉えたので、そこまではまれず。
宍戸錠さんカッコいい。
初見
4Kリマスター版を、舞台である黄金町のジャックアンドベティにて、初見。いや、観られてなかったんですよ…
もうランドマークタワーも出来てる94年の横浜を舞台に、70年代風に撮って、50年代のフィルムノワールっぽく、ってことかな。このころの林海象はもてはやされてた記憶が…
今観ると、雰囲気は良く出てるんだけどさほど面白いとは…
そういう意味で、とても永瀬正敏っぽい。
物語の軸となる楊さんとの友情が唐突で、それほどこだわるものかというのがピンとこない。兄夫婦の愛情も…
探偵映画としてのルックのためにすべてが仕立てられてるように感じてしまう、というのは言い過ぎだろうか。
次作も観て判断したい。
茜役の大嶺美香が可愛かった
横浜黄金町の映画館・横浜日劇の2階に探偵事務所を構える濱マイクは、幼い頃に両親に捨てられ、兄妹2人で育ってきた。そんな時、台湾人の友人・楊の兄の行方を捜して欲しい、と依頼が入った。妹と2人っきりで育ったマイクにとって、楊の境遇は他人事とは思えなかった。マイクは相棒の情報屋・星野とともに横浜の町で調査を進めた結果、2人は楊の兄の行方をつきとめた。しかし、その背景に台湾マフィアと日本に潜伏するアジア系外国人の黒社会との闘争が絡み、マイクの身にも危険が迫る、という話。
約束30年前に公開となった作品で、自分は初見だったのだが、なかなか面白かった。次回作が今週末から劇場で観れるので楽しみ。
若い時の永瀬正敏が良かった。妹茜役の大嶺美香が可愛かった。
とても良い映画
2023年7月、濱マイク30周年記念企画として4Kリマスター版が上映。オリジナルは、1993年3月上映とのこと…。初鑑賞でした。
この作品、ずっと気になりながらも、30年間全く観る機会がなかった…と言うよりも、他の観たい映画を優先して来たら、今日のこの日になった…と言うよりも、清水崇監督『ミンナのウタ』を観るつもりだったけど、土曜日の仕事帰りの21時半過ぎの上映に合う映画がこれだけだったから…笑
でも、
ちょっと違う…。
主演が、永瀬正敏だから、食指が動いた…それも大きな理由…笑
で、どうだった?笑
残り2作品も、たぶん観る!笑
*探偵物といえば、テレビ・シリーズだけど、世代的には松田優作のあのドラマが1番だけども、"永瀬探偵"も昭和の匂いをさせながら良い味出してました。かつての日活アクションは全く知らない世代…と言うか、まだ生まれもしていない世代だけど、スタイリッシュな映像の連続に最後まで目の離せない作品でした。
DVDとか配信では無く、映画館で観て良かったなと思える作品でした。
オススメ!笑
懐かしいアナログなお節介野郎
ちょっとしたお節介から、
指は落とすは、
刑事に脅されるは、
生命を無くしかかるは、
最悪の事態に落ちて行くけど…
マイクは、
どこまでも、
いつまでも、
優しく温情のあるお節介を続ける奴!
時代も人情もアナログな映画やなぁ
第2部見なしゃあないなぁ
(^ν^)
ストーリー
横浜黄金町にある映画館、横浜日劇の2階に探偵事務所を構える濱マイクは、
台湾人の友人、楊から行方不明の兄を探して欲しいと頼まれる。
相棒の星野と共に調査を進める中、その背景に台湾マフィアとアジア系外国人で構成されている黒狗会の抗争が絡んでいることを突き止める。
妹と二人で暮らすマイクは、
楊の境遇を他人事と思えず、周囲の反対を押し切り調査を続けるが、そんなマイクの身に危険が忍び寄る。
キャスト
永瀬正敏、南原清隆、佐野史郎、♠宍戸錠、南果歩
スタッフ
監督:林海象
製作年 1994年
2023年に濱マイク30周年記念企画として4Kリマスター版が上映。
横浜黄金町を舞台に永瀬正敏演じる探偵・濱マイクの活躍を描き、2002年にはテレビドラマシリーズ化もされた、林海象監督による娯楽活劇「私立探偵濱マイク」3部作シリーズ第1弾。
「キネマの屋根裏」
30周年記念4Kデジタルリマスター上映にて観賞。
ドラマは観ておりません。
てか、ドラマより映画が先だと知って驚いた(笑)
僕は、ジム・ジャームッシュ監督の『ミステリー・トレイン』が大好きなんですが、
同作で永瀬さんが、横浜から来たロカビリーガイを演じてるのを観て彼のファンになりました。
CD出したと知ってアルバムも聴いたけど、この映画に使われてる「キネマの屋根裏」が入ってて、
作詞は永瀬さん、作曲はザ・モッズの森ヤン、演奏はサイコビリーバンドのヴィンセンツ、と豪華(笑)
この映画のタイトル『我が人生最悪の時』は、歌詞の1部分です。
この映画の感想は、
白黒にしたのは良かったし、音楽も良かったけど、
なんか、演技が下手なイメージで、永瀬さん、南果歩さん、など、主要キャストは良かったけど、
演出の問題なのか、なんか垢抜けない、イモっぽい感じ、たまにコントみたい(笑)
話の内容や脚本も、
なんか、安っぽい、ありがち、な感じがして、のめり込めなかった…
あんま良くなかったです(笑)
ごめんなさい(笑)
PS.永瀬さんは昔、ザ・モッズのコピーバンドを組んでたらしい。
世の中にはまだ知らない傑作がいっぱいあるんでしょうね。
これ、絶対に見てください! お願いします!
まったく知らず、まったく興味もなく、ただ、偶然に見た。
おもしろいのなんのって。
これを見たら永瀬さんがきっと好きになります。他にも、塚本晋也さん、南果歩さん、佐野史郎さん、宍戸錠さん等々、味わいのある顔ぶれでした。
歳を取ったなと
101本目。
イノセンツ混んでるから、シネマートに行き、告白観ようと思ったら、こちらもで。
帰ろうと思ったけど、消化不良な感じが嫌で、ならばと思い鑑賞。
おっ、千石規子、えって事は、ママはアイドルで共演してなかったか?
ドラマは確か、日テレ月10じゃなかったかなあ、でも1話で見るのを止めた気が。
なので、映画は初。
始まった瞬間から、懐かしさと新鮮さ、そして初々しいさを感じながらの鑑賞。
ずっとこんな気持ちのまま鑑賞するのも、悪くはないけど、それだけ歳を取った証なのか。
でも、横浜風景、ドンパチしてる、タカとユウジは、どこにいると思ってしまう。
画面から溢れる熱い昭和なギラギラ感
日本で探偵を主人公にしたハードボイルドを作ると、なるほどこうなるのかと感心しました。オフビート感たっぷりながら、日本の湿度にあわせたタッチでハードボイルドが成立していて,作り手が楽しんで作っているノリノリ感が、観ている側にも伝わってきます。所々、空回りしている所もあるけど。主人公がチンピラ上がりの若い探偵で、野良犬のギラギラした所が時折出てくるのもいい感じです。友を想うラストシーンも、優しくなければ生きていけないのを感じさせる,情緒感たっぷりのタッチでよかったです。役者では、永瀬正敏の初々しさが眩しいくらいです。今ではコワモテの役が多いんで隔世の感ありですね。
致死量レベルの探偵映画成分
私立探偵の濱マイクは台湾人の青年から、日本で行方不明となった兄の居場所を探して欲しいと依頼され…。
シリーズ1作目。4Kリマスター版を劇場で鑑賞。完全初見だが探偵映画からしか摂取できない成分を過剰摂取できる作品。ビターな終わり方もらしさがあって最高でした。
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