「記憶に残りそうな映画だった」十階のモスキート ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
記憶に残りそうな映画だった
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・タイトルロゴの入れ方がかっこ良かった。
・今回初めて観てみて警察官が離婚していたり競艇してても、サラ金で金を借りてても何となく普通の事に思えた。警察官が犯罪を起こすのも人間だし、あるよなぁと思ったりしたけど、多分、当時の社会通念というのかそういう感覚を持って初見だったら信じられない衝撃を受けたのかもしれない。
・周囲のキャスティングが豪華で驚いた。
・娘のために真面目に考えているのに性格が悪くて見ている分には面白いけどもしも自分だったらと思ったら切なくなった。
・内田裕也のけだるい感じや口数が少ない感じの存在感が凄くてよかった。その中で署長の叱責を受けていったんは律儀にお金を返したり、警官らしい真面目な面もあったのが面白かった。記憶に残りそうだった。
・パソコンを買って、プログラミングをしてゲームを作るのが趣味になっていたのが面白かった。ラストに10階から投げ捨てたのがすごかった。
・後半の瓶ビールが部屋いっぱいになっているのが生活の破綻がとてつもない状況だという感じがして良かった。
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