「ナンセンスにカオス」ジャズ大名 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
ナンセンスにカオス
南北戦争で解放されたジョーたちは、故郷アフリカを目指す。しかしだまされて乗せられた船が難破し、駿河の庵原藩にたどり着いてしまう。藩主海郷亮勝は、篳篥(ひちりき)を吹く音楽好き。しかし、世継問題に幕末の動乱と悩みが多い。
筒井康隆の原作は読んでません。作者や、出演者が好きそうなナンセンス時代劇。ラストは、笑えるカオス。財津一郎が楽しいです。
琵琶がバンジョーのような音になるのが意外。篳篥の咥えるところにある葦舌(ろぜつ)が、クラリネットのリードになるアイデアも面白い。
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