「『今日ママンが死んだ』カミュの異邦人の冒頭のセリフ。かなり際どい話...」釈迦 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『今日ママンが死んだ』カミュの異邦人の冒頭のセリフ。かなり際どい話...
クリックして本文を読む
『今日ママンが死んだ』カミュの異邦人の冒頭のセリフ。かなり際どい話だが、母親殺しの匂いがする。
この映画の中では歴史的な史実に『母親殺しはない』としている。
さて、その真意は兎も角、タブーであった事は事実だと思う。
母親殺しの定義では所謂親離れを意味するとユングが言っている。つまり、それをタブーとしているのは、男は生まれ持ってのマザコンって事だと思う。
この映画はアナクロ過ぎる所はあるが、やはり、仏教と言うよりも、キリスト教の歴史に見える。その意味に於いて評価したい。
追記 この映画見た亊があったかもしれない。私の祖母が地割れに落ちる勝新太郎の話をしていたのを思い出した。もっとも、見ているわけはないのだが。まだ、3つとか4つどかの事。鬼婆と地割れの話は『名馬フリッカ』とともに耳にタコが出来る程聞かされた。つまり、見たわけではない。まさか、蜘蛛の糸が登場するとはびっくり。日本的で無い。
コメントする
kossyさんのコメント
2023年8月1日
アジャセから「阿闍世コンプレックス」という言葉が生まれたくらい、母親に対する恨みというのはあるんでしょうね・・・よくわからんけど。
心理学だったかで阿闍世コンプレックスとエディプスコンプレックスについてレポート書かされた遥か昔の記憶・・・