劇場公開日 1992年1月15日

シコふんじゃった。のレビュー・感想・評価

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3.5やりすぎだけど軽快な作品

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 65

 演技や科白は大袈裟でわざとらしさがあって演出はやりすぎと思うし、何かに落ちこぼれた人々が集まって取り組むべきものを見つけて成長する物語はありきたりでたいして目新しさもない。しかしお笑い路線で軽い雰囲気が作品を軽快にしたし、意外と試合の場面は真剣味もあって、気楽に見られたし見終わって後味も悪くなかった。

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Cape God

4.5Shall we シコ?

2012年11月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

周防正行の名を一躍知らしめた1992年の作品。
とある大学の廃部寸前の弱小相撲部員たちの奮闘劇。

“あまり知られていないジャンル”と“弱小チームの奮闘劇”の組み合わせは今では珍しくないが、本作はその元祖と言っても過言ではない。
“学生相撲”は今見ても新鮮。

軽快で胸のすく演出とオリジナリティ溢れる脚本、個性的な登場人物と役者たちの好演、たっぷりのユーモアとちょっぴりのペーソス…これぞ良質コメディ。

キラキラ輝く大学生活とか額の汗光る特訓とか合宿とか心地良い。
ライバル大学との試合は手に力が入るほど熱い。

皆若い!
本木クンはあまり変わっていないけど、竹中直人は今とちょっと印象違うほど若くてびっくり。でも、笑いの取り方はやっぱり同じ。お腹ピーピー(笑)
ひょんな事から土俵に上がる事になる“女子”相撲部員・梅本律子に天晴れ!
六平サン、まだ髪ある…!

周防はこの“学生相撲”の後、“社交ダンス”でさらに飛躍し、最近は“冤罪裁判”や“終末医療”での円熟した重厚な演出もイイが、また軽快なエンターテイメントも見たい。

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近大