劇場公開日 1953年10月31日

「変態男と極彩色」地獄門 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 変態男と極彩色

2025年6月2日
PCから投稿

とんでもないイロ季ちがい変質男のストーカー話でビックリです。
まあ光源氏なんかも自惚れ自己中のバカ男なので似たようなものです。
それを天下の二枚目が演じるセンスは抜群で、やたら絵具を塗ったくったような趣味の悪い色彩感も秀逸です。平安時代の色を専門家が忠実に再現したなんて言ってますが、大体学者の予測ほど幅があってあてにならないものはありません。イーストマンカラーとやらを使えるんで、嬉しくってベタベタに塗りまくっただけですが、どうやら勘違したらしい外人には大うけしたようで良かったですね。
というワケで、とんでもないビックリ箱映画はなかなか面白いかったので満点に近い4点です。

越後屋
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