「西鶴ついてない女」西鶴一代女 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
西鶴ついてない女
この作品の直前までスランプった親分が放った起死回生の一発だそうです。
この作品の後、雨月、山椒、近松と怒涛の四連発で圧倒します。
芸術性と大衆文学的わかり易さのバランスが絶妙です。
しかし、なんとついてない女なんでしょう?高貴な腰元から安娼婦に転落するサマを劇的な演出で描き、それに応える田中先輩畢生の超絶演技力に圧倒されます。
他の三作は大映ですが、これだけは東宝なので売り出し直後の三船先輩が出ていたり、少し異色な趣もあります。
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