「前半本格大河ドラマ、後半落語」ゴルフ夜明け前 疾走チェイサーさんの映画レビュー(感想・評価)
前半本格大河ドラマ、後半落語
ゴルフ夜明け前の原作は桂三枝(現・六代桂文枝)作の創作落語。その落語で1983年に文化庁芸術祭大賞を受賞した。
映画の出演者には吉本芸人も多く起用されているが、前半は小難しい本格歴史時代劇になっている。ゴルフをする設定も本当は奇抜な設定なのだろうが、ドラマ《JIN》もあるぐらいなので、そう違和感もなく、見栄えしない。
後半の40分からは、桂三枝の落語をそのまま映像化している。
全編、笑いを期待して観ていたので、少し残念だったが、あのベテラン芸人の若かりし頃の演技は、貴重だ。
明石家さんまが、ちょい役で出演しているのだが、間髪いれずにボケる姿は痛快だった。
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