「マスゴミとジャーナリズム」コミック雑誌なんかいらない! 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
マスゴミとジャーナリズム
内田裕也のキャラや存在感より、カメオ的に出演する豪華脇役陣が凄まじく、ラストはビートたけしの怪演で全てを掻っ攫う!!
芸能界を含めた日本の社会情勢に怒りと鬱憤が溜まったかの如く、それらを揶揄するかのようにブチかます内田裕也のマジメには描かないコミカルさに棘がある。
ロス疑惑の三浦和義に突撃したり、山口組と一和会にまで突入する根性?には唖然とさせられ、四代目になる竹中正久らしき人物も画面に映り??
ドキュメンタリーの皮を被ったモキュメンタリー的な姿からの、脱がせたら一種のパロディ映画かと思いきや、ノンフィクションな腹の中!??
公開当時は五〜六歳の自分、二十歳前半にTV局のカメアシ業務を、仙台の刑務所?拘置場?から出所した三浦和義を取材車で追ったことがある、ちょっとしたカーチェイス宛らの気分を味わった。
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