劇場公開日 1996年6月29日

「ヤクザ相手に喧嘩を売っておいて逃げずにプールで泳いでモタモタしてい...」GONIN2 ブロディー署長さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5 ヤクザ相手に喧嘩を売っておいて逃げずにプールで泳いでモタモタしてい...

2025年10月18日
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鑑賞方法:VOD

ヤクザ相手に喧嘩を売っておいて逃げずにプールで泳いでモタモタしていたり、女性たちのキャラが立たず、それぞれの感情が分からないような下手なセリフの連続。脚本、展開、演出、演技力など全てにおいて駄作となっている。前作が邦画史における傑作だと感じているので同じ監督が撮ったとはにわかに信じがたい。前作「GONIN」は何が凄かったのかあらためて見直してみたが、佐藤浩一、本木雅弘、根津甚八、鶴見慎吾、ビートたけし、木村一八などの色気と存在感が半端なく、実在している人物を見ていると感じられるような役者のパワーが発揮されていて戦慄の狂気映画であったと痛感した。竹中直人の帰宅シーンの異様な緊迫感は石井監督の最高の演出を見せた瞬間だった。

ブロディー署長
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