「本格派ハードボイルド」GONIN アサシンⅡさんの映画レビュー(感想・評価)
本格派ハードボイルド
フランスの「ドーベルマン」など、影響を受けた映画が数多くある、ハードボイルドのターニングポイントになるような作品です。
シュールでサイケデリックなところがあるので抵抗を感じる人も多いでしょう。
特に、無計画で投げやりな殺し屋ビートたけし。
竹中直人と根津甚八は不穏で陰惨な雰囲気が出ていてさすがでした。
もっくんと椎名桔平は、意外な演技でした。
佐藤浩市を加えた五人の演技は、相乗効果をもたらして、不思議な化学反応を見ているような幻想感をかもした独特の世界観が出ていて、これは凄い。
バイオレンス、ハードボイルドといえば、この映画を外すことは出来ないと思います。
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