「クセがない怪獣映画」ゴジラVSモスラ GMKゴーストさんの映画レビュー(感想・評価)
クセがない怪獣映画
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◯クセがない怪獣映画
VSビオランテ、VSキングギドラは
製作陣のやりたいことを詰め込めるだけ
詰め込んだ作風だったが、今回は
怪獣特撮に焦点が当てられており
初心者でも見やすいのでは。
◯環境破壊へのメッセージ
気象をコントロールしようとした
古代先住民コスモスと、現在進行形で
森林伐採を進める丸友観光の傲慢さを
通して描かれる。
◯アドベンチャーと家族愛
インファント島での冒険と
拓也と雅子の家族が絆を取り戻す物語。
(ほぼ父親の問題だが)
◯モスラ
昭和でもお馴染みの要素多数。
幼虫時から自衛隊の攻撃が効かない。
国会議事堂で眉を作る。
昭和と違いブーム状の攻撃あり。
◯バトラ
地球の自浄機能のような存在。
幼虫時からゴジラと張り合える強さ。
幼虫、成虫共にビーム状の攻撃。
◯コスモスとインファント島
超古代の地球の先住民。
過去に文明が滅んでおり、
末裔は劇中の2人のみ。
歌でモスラを呼ぶ。
△全体的に薄味
クセがない分マニアに
印象に残らないか?
△悪役ゴジラ
ゴジラが話の主軸ではないため、
正直ゴジラがいなくても成立する。
△バトラの印象
ゴジラが悪役のため、ある時点から
唐突に光堕ち。
活躍する場面も短く、印象に残りずらい。
もう少し見せ場や深い設定があった方が
よかったのでは?
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