「昔ながらのThe 特撮!」ゴジラ アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
昔ながらのThe 特撮!
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何故だかタイトルだけでずっと一番最初のゴジラのリメイクだと思ってた本作。実際に観てみたら続編だったんですね。もう既にゴジラがいた世界だったとは!
ゴジラの目が意外とクリクリしてて可愛い。もっと恐怖の対象として描かれてるのかと思いきや、人に対して熱線浴びせたりしないし、東京のビル群よりちっちゃいし、武田鉄矢に罵倒されてるしで、所々に見られるホラーな演出の演出の割に怖さはませんでした。やっぱ今観ると作り物感が半端ないですし。現代のCGでのリアルな映画に慣れてると、このいかにもな特撮はちょっとしんどかったです。
そうそう、スーパーXにしてもそうなのですが、レーザー光線とか普通にオーバーテクノロジーの武器が出てきてビックリしました。何となくリアル系な話かなっと勝手に想像してたので、あんなに特撮よりだったんですね。
当時は冷戦中で政治的なドラマパートが途中で挟まれます。米ソにハッキリNOと言える総理大臣がカッコ良かったです。でも現実は「シン・ゴジラ」なんでしょうけどね。
色々とファンタジー過ぎてツッコミ所満載だったのですが、きっとそれも80年代という時代のなせる技なのでしょう。でも超リアル思考な「シン・ゴジラ」やった後はこんな雰囲気のゴジラには戻れないだろうなぁっと思いつつ観賞しました。
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