「断末魔」地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
断末魔
時系列にするとこうなる
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 1969年12月
ゴジラシリーズは一旦終了した
ガメラ対大魔獣ジャイガー 1970年3月
ガメラ対深海怪獣ジグラ 1971年7月17日
ガメラシリーズはここで力尽きた
ゴジラ対ヘドラ 1971年7月24日
ゴジラシリーズのリーブトというべき作品
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(本作) 1972年3月
ヘドラの延長線上の作品というより、ライバルのガメラの要素を取り込んだゴジラとガメラのが統合されたかのようになっている
そのコンセプトは成功したのか?
大失敗だ、目も当てられない程の悲惨さだ
まさに怪獣映画の断末魔だ
ガイガンのビジュアルコンセプトはガメラの悪役怪獣の凶器を身体的特徴とするものにされていいる
ゴジラはガメラ同様地球側の味方だ
子供受けできる工夫として吹き出しというテクニックを使っている
当の子供ですら呆れかえったろう
子供は子供騙しを嫌うものだ
しかし怪獣映画はもう他にないのだ
テレビはどうか?
帰ってきたウルトラマンが1971年4月からスタートしていた
仮面ライダーも同年4月のスタートだった
映画作品の方が一番クオリティが低い
なんという情けないことだ
怪獣映画の暗黒時代だ
夜明けはまだまだ先
闇はもっと深まっていくのだ
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