劇場公開日 1971年7月24日

「核の申し子 vs 公害の申し子‼️」ゴジラ対ヘドラ 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0核の申し子 vs 公害の申し子‼️

2024年3月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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この作品はゴジラ映画史上最も汚い作品(笑)‼️ヘドラは公害から生まれた怪獣‼️ヘドロという人間が生んだ死の世界から生まれ、ヘドラが通過すると死のイメージが広がる、どーしようもない邪悪な存在‼️冒頭の実際の公害映像も汚いし、クラブで歌い踊る若者たちの頭が奇形魚と化すイメージも変だし、ヘドラがヘドロ弾を発射するのはまるで「う◯こ」みたいだし‼️とにかく汚ーい‼️一方で、ヘドラが硫酸を噴出しながら飛行すると、その下で体育の授業中だった女子生徒たちがバタバタと倒れたり、ヘドロ弾で多数の人々が犠牲になる恐ろしい描写も‼️そんな汚さや恐ろしさを少しでも和らげるため、アニメーションが挿入されたり、飛行ゴジラというチョット微笑ましいというか、ユーモラスな描写もあってバランスが保たれているような印象があります‼️そして海で暮らしてるゴジラも、その海を人間に汚されているわけで、ヘドロまみれになりながらヘドラを倒した後の、人間たちへのガン飛ばしも印象的‼️とにかく、この「ゴジラ対ヘドラ」という作品は、怪獣映画で公害問題を扱ったこと自体異質だと思うし、多分二度と作られない作品として唯一無二の存在感を放っている作品ですね‼️

活動写真愛好家