「殺人音波がぁ!」怪獣大戦争 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
殺人音波がぁ!
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タイトルの割には怪獣の出番が少ない6作目。ストーリーはSF色が強かったのですが、当時の円盤や宇宙船がいかにもな感じで面白かったです。65年公開ってアポロが月に行く前だ!
しかし、富士さんX星に着くなり銃持って外に出てたのは何故でしょう?生物がいるかどうかもわからない状態でなのに交戦する気満々ですね。X星人からの申し出を話あってるシーンで「医学代表」の隣が「婦人代表」だったのがジワジワきました。「婦人代表」って何処を代表していたのでしょうか?等々個人的には小ネタが楽しめました。
X星人のサングラス、よく見るとスリットが入ってて目が見えてるんですよね。サングラスの意味ないじゃん!そう言えば何故地球を侵略しに来たんでしたっけ?水が貴重って話はしてましたが、侵略の理由って話してました?見逃しただけかな?あの宇宙船も造形は好きなのですが、音波で壊れてしまうのは不思議でした。X星人が弱い音があるのはまだ分かります。しかし、同じ音波で宇宙船も壊れるように設計しなくても良いのではなかろうかと思うんですよね。謎だ。
ゴジラやラドンが街を遠慮なくガンガン破壊していくシーンは良かったですね。富士山が近くに見えたので、あれは富士宮辺りでしょうか?逃げ惑う人々の背後の昭和な風景になんだか和みます。キングギドラは相変わらず微妙でしたね。強そうな見た目に反してだいたい弱いのはデフォルトなのでしょうか?
と、なんだかんだとツッコミながらもレトロなSFを楽しむ事ができました。最新にアップデートされた怪獣もいいですが、怪獣が一番似合うのはこういう時代なんだなぁ。
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