「運子知新 なぜ?蒸気機関車を無くすんだ?って言うのと同じ。」故郷(1972) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
運子知新 なぜ?蒸気機関車を無くすんだ?って言うのと同じ。
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こう言った肉体労働で身を粉にして仕事をするんじゃなくて、東京で俳優になるのが一番。
そう聞こえるけどね。
この後、造船不況になり、尾道は観光の街となる。尾道を観光の街にしたのは、大林宣彦先生と小津安二郎先生である。
ドキュメンタリー風だが、ヘルメット被らないとか、救命具付けないとか。考えられない演出をしているのが気になった。この時期であっても考えられない安全管理なり。ましてや、子供連れて歩くのか?
なんでこの島に残らないか?つまり、産業がないか?「秋祭り産業」しかないからなのだ。
だって、この辺の魚は物凄く美味い。そう言う事に気づかない人達がこんな乾き切ったストーリーを生み出してしまったのだろう。故郷と言いながら、当事者としてのアイデンティティが全く感じられない。
日本の政策の最初のつまづきは1970年代の減反政策なり。
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