高校大パニックのレビュー・感想・評価
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・受験戦争の激化に巻き込まれた世代の悲痛な叫びを表現していると思った。映画として観ているとそんなに九州大学に行くことが命にかかわってくるのかと思ってしまうけど、当事者の学生たちには浪人する事は耐えられないし考えられない事っていう感情が城野の言動から伝わってきて迫力があって面白かった。
・アーケード商店街の一角に銃砲器店があるのが驚いた。当時はもっと緩かったんだろうか。数学教師の言動から人格を全否定されて腹が立ってかぶっ殺してやると思ってるところにそんな店があったらっていう展開に、まさか殺してしまうのか?どうなるんだろう?と思った。とはいえ、まさか殺すとはと驚いた。
・城野が猟銃を盗んできて神社に隠れていて、隠すために旗をちぎっていた。そういうしてはいけいな事をしていておぉ!ってひきつけられた。
・猟銃に一回一回、弾を込めているシーンが何か印象深い。
・城野と村上が何かしらのつながりがあるのかと思ったら一切なくて驚いた。人質からの接点のようだった。生活指導の先生と酒を酌み交わしたっていうことをサラッと言っていたけど、未成年に酒を出してるのと何で二人で飲んでたのかというのが気になった。
・警察の態度が横柄すぎて驚いた。当時はああいうスタイルだったのかあの刑事が異色だったのか。スナイパー部隊が誤って村上を射殺してしまった。警察から親御さんへの説明がとても淡白で現代だったら大問題になっているだろう。当時の緩さが凄い。
・序盤で先生を射殺してしまった時点で、破滅のラストが決まっている映画だったのが切なかったけれどとても面白かった。
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