恋人(1951)のレビュー・感想・評価
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センスのいい小品
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互いに好意を寄せながらも結婚に踏み切れなかった幼なじみの男女が、女性が他の男性に嫁ぐ前日に二人で最後の思い出作りに街へ繰り出すというお話。
終始ブスッとした表情で朴訥なキャラを演じた池部良さんがカッコ可愛くて微笑ましかったです。
貴重なスケートシーンも見れます。良様スケートも上手かったのねー♥鮮やかなスケート捌きに見取れちゃいました(笑)
久慈あさみさんの顔があまりタイプではなく(ごめんなさい)、映像があまり状態が良くなくてノイズがすごかったのでー1。
好き合ってるのになんで一緒にならないの?というもどかしさ、切なさが鑑賞後に強く残りました。
久慈あさみさん演じる京子のご両親がパパさん、ママさんと呼び合っていて可愛らしく、2人を暖かく見守る様子が素敵でした。
最後池部さん演じる誠一が忘れていったマフラーを京子用の衣装掛け?にかけてじっと見つめる村瀬幸子さんの眼差しが作品に絶妙な余韻を残して幕を閉じます。
小物の使い方が上手いなと思いました。
ちなみにタイトルロールの絵は池部さんのお父様池部鈞さんが担当されたそうで、これが唯一の親子共演?だそうです
音楽の使い方がとても効果的で良かったです。
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