喧嘩道 けんかみち

劇場公開日:

解説

週刊『平凡パンチ』に連載中の笠太郎の劇画を映画化したもので、主人公の芥一兵の軍団と暴力集団京浜連合との対決を描く。脚本は小野沢稔彦と「新女囚さそり 特殊房X(エックス)」の小平裕の共同執筆、監督も同作の小平裕、撮影は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の中島芳男がそれぞれ担当。

1979年製作/87分/日本
配給:東映
劇場公開日:1979年2月24日

ストーリー

喧嘩というものは遊びよ、オモロイからやるんじゃという港進高校の星、芥一兵は、アサ子のアパートから三日振りに登校した。校内で女性徒にからんでいる鉄を見つけた一兵は早速助けに行った。幼稚園に逃げ込んだ鉄を追って一兵が遊戯をしている園児たちの輪の中に飛び込むと、頬に猛烈な衝撃を感じた。一兵の頬を殴ったのは藤沢香織という保母で、一兵は彼女に一目惚れその場に立ちつくしてしまう。鉄と化粧を子分にした一兵は、弟子のサブの寝起きしているストリップ小屋の楽屋で、彼らに喧嘩の特訓をしていた。一方、藤沢誠を総番として、横浜を制圧しつつある京浜連合は、一兵の存在が非常に大きな障害であった。京浜連合は鉄の恋人ユキを犯し、サブ、鉄、化粧の三人を徹底的に痛めつけた。とうとう一兵軍団と京浜連合の戦いの日がやってきた。数では劣る一兵軍団だが、巨貫ストリッパー・ブッチャー花子の怪力、鉄、化粧たちの奇策で京浜軍団を追いつめた。しかし、最後にとんでもない悲劇が起こった。誠めがけて振りおろした日本刀の下に最愛の香織が身を投じたのである。完勝した一兵軍団だが、一兵だけはむなしかった。翌日、退学を命じられた一兵は、喧嘩を求めてサブやアサ子の見守る中、「いい日旅立ち」に向かった。

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