「本当の自分は受け入れられるだろうか?」月光の囁き 十ロ九さんの映画レビュー(感想・評価)
本当の自分は受け入れられるだろうか?
友達
恋人
親
兄弟
姉妹
近しい人間関係の人間に
私たちは
どこまで本当の自分を見せているだろうか
また見せるべきなのだろうか
こんな話を聞いたことがある
本当の自分を知りたければ
自分の部屋を閉めた後の自分を思い出せばいい
この映画は
不幸にも
本当の自分が変態だったこと
そして
それに純粋に向き合ってしまうことで
傷付き、苦しむことが描かれる
極端な話であるも
だれもが思い当たる
本当の自分を人に曝け出すとまどいの
普遍性が描かれている
私は
この映画のラストの美しさと切れ味は、
生涯ベスト級である
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