「50年前の映画で、」激動の昭和史 沖縄決戦 けいさんの映画レビュー(感想・評価)
50年前の映画で、
冒頭に「黄門さま」が出ててびっくり。
でも、やはり古い映画だけに、日本軍独自の訓練、演習のシーンかと思ってたら、それが米軍からのホントの攻撃のものだったり、兵隊らの倒れる様だったり、なにかと「ちゃちい」印象は否めない。
リアリティに欠けるのはしょうがなく、特撮の爆破のようなかんじでなかなか入り込めて見られなかった。
途中で「休憩」と称して真っ暗になる時間があったり。
でも史実を伝える力作であることは確か。
過去の実際の映像を挟みながらもこの狂気の時代を描いた作品ではあった。
あれだけの物量を誇る米軍にそこまで粘らずとも、あと半年、ホント、あと半年早く日本の政府が決断して戦争が終わってたら、こんなひどい悲劇はなかっただろうに。
若い人もたくさん亡くなって、当時の政府もおかしかったし、死に急ぐ軍人もそうだし、ただただ「戦争の愚かさ」を感じる。
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