クレージー作戦 くたばれ! 無責任

劇場公開日:

解説

「ハワイの若大将」の田波靖男がオリジナル・シナリオを執筆、「写真記者物語 瞬間に命を賭けろ」の坪島孝が監督した喜劇。撮影は「女性自身」の遠藤精一。

1963年製作/92分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1963年10月26日

ストーリー

鶴亀製菓では、石黒専務の発案で、長年研究してきた新しい清涼飲料水、ハッスル・コーラを発売しようとしていた早速、実験というわけで社内で一番無気力な社員田中太郎が試飲することになった。ショボクレタ表情の太郎は飲むうち、次第にポパイの如くハッスルして来た。以来、通勤バスの小暴力を追放したりの大活躍。ところが、このハッスル・コーラもある種の興奮剤が入っているため販売不許可となり、エキスを抜いた普通コーラーを造って売り出すことになった。が太郎は相変らずハッスル。課長の大沢が抜擢されて新会社の部長として就任するのを応援していた。やがて「ハッスル・コーラー販売株式会社」が設立され、スウダラ社員が顔を揃えた。メンバーはボンヤリ安川、プレイ・ボーイの石井、バクチと喧嘩好きの木塚、古典的万年社員桜田、そに、エレベーター係の美奈子に熱をあげる小谷の七人。戦友同志の七人、精神一到とばかりにハッスルしたが、競争相手の飲料会社に追いこされて失敗ばかり続くしまつ。これを知った石黒専務は、経営不振の本社の経費を新会社におっかぶせて株主の眼を瞞そうと企んだ。その太郎はバスの中で知り合った大東京商事の交換手恵子を使って、交換台から社長へ「ハッスル・コーラー」を囁かせ心理作戦に出ていた。さすがにまいった畑中社長、バーハッスルで会合を受託し、まんまと販売契約を結んだ。街角で、海岸でポンポン抜かれるハッスル・コーラー。どんどん生産されてゆくコーラーの最後の一本にラベルがはられた瞬間! 専務命令で生産ストップ。五千万の株を引取れば生産を続けてもよいという過酷な条件がついていた。またまた、七人のうえに難題がふりかかって来たのだが……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5残念ながら『無責任』はくたばっていなかった。

2023年6月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

5.0ヒトシーズ7

2021年1月1日
Androidアプリから投稿

クレージーの映画は、日本が高度経済成長のときにつくられているので、いいか悪いかは置いといてパワフルでいいんだよね〜

今作は植木がもともと無気力人間っていう設定が斬新。
危ない成分が入ったコーラをのんでハッスル!売上を伸ばすために奮闘するんだけど、いいね〜!植木等のもとに集まったダメ社員、これぞまさにヒトシーズ7。
映画は楽しいのが一番だよね。
最後にみんなで昇進の辞令を破くシーンは、かっこよすぎて泣いちゃった。
ラスト、みんなで会社辞めて「やりたいことやろうぜ」なんていう歌うたって東京のオフィス街を行進するんだけど、何回かオフィスビルの窓が映るの。これ、ここで働いているサラリーマンに向けた歌なんだ、っていう意味だよね。
そういうところも含めて好き。

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buckaroo

3.0ハッスルハッスル

2020年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2020年8月22日

映画 #クレージー作戦くたばれ無責任 (1963年)鑑賞

飲めばたちまちやる気が出てハッスルする新製品「ハッスルコーラ」を無気力社員が飲んだ途端大ハッスルのモーレツ社員に変身するお話
#浜美枝 はあれだけ共演したのにクレージーキャッツのメンバーとは噂にならなかったのかな?

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とし

2.5ハッスルコーラ

2019年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

自虐的なタイトルだが、本編は「くたばれ!無気力」が正しい。
新しいコーラに特殊成分を入れ、文字通り元気になる飲み物を開発する。
アブナイので、子会社に製造販売を移し、お荷物社員のクレージーの面々を送り込む。
コーラを飲む前はモノクロ、飲むとカラーという分かりやすいギャグが懐かしい。

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いやよセブン

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