劇場公開日 1979年7月14日

金田一耕助の冒険のレビュー・感想・評価

全11件を表示

2.5真面目にふざけろ!

2026年1月3日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

1979年公開作品

2度目の鑑賞
前回はTSUTAYAレンタルDVD
今回はU-NEXT
久々の鑑賞
おそらくおよそ20年ぶり

監督は『転校生』『時をかける少女(1983)』『異人たちとの夏』『転校生 さよならあなた』『海辺の映画館 キネマの玉手箱』の大林宣彦
脚本は『学園広場』『落葉とくちづけ』『愛するあした』『津軽じょんがら節』『親分はイエス様』の斎藤耕一
脚本は他に『逢いたくて逢いたくて』『牝猫たちの夜』『東京エマニエル夫人』『ひと夏の関係』『修道女 濡れ縄ざんげ』の中野顕彰

原作の『金田一耕助の冒険』は短編集
その中の未解決事件『瞳の中の女』を解決しようという今回の企画

金田一耕助シリーズでは最も異色の作品
ローラースケートなど当時の現代風

この当時劇場版金田一耕助といえば石坂浩二
古谷一行版はほとんどがTVドラマ
劇場版金田一耕助を古谷一行が演じた作品はこれくらい

金田一耕助シリーズのパロディ
日本初のパロディ映画らしい
78年公開のアメリカのパロディ映画『ケンタッキー・フライド・ムービー』の影響で制作されたという
『8時だよ!全員集合』と同様に当時のCMネタが多いのが難点
CMネタに限らずその多くが今となってはパロディがなんのパロディかわからない
キャスト陣は無駄に豪華でその点は娯楽作品として楽しめる
ただ出演陣の殆どは喜劇俳優ではない
2人の脚本家だって喜劇で豊富な実績があるわけでない
そして監督はただでさえ賛否が分かれる代表格の悪名高い大林宣彦

コメディーだとしてもかなり薄っぺらい
その薄っぺらいところが大林宣彦の悪いところ
CMディレクター出身のためか
終盤ローラースケート履いていた金田一が未舗装の細い坂を転げ落ちるシーンもいかにも大林宣彦らしいチープな演出

取り敢えずやってみた
チャレンジ精神だけは買いたいが

終盤に金田一耕助の推理披露
王道の断崖絶壁に打ちつける波の音

贔屓目に見ても星3は無理
2.5で

配役
私立探偵の金田一耕助に古谷一行
警部の等々力に田中邦衛
新興美術協会会長の古垣和哉の仲谷昇
老人ホームの老人の森友吉に山本麟一
明智美術店店主の明智小十郎に東千代之介
明智美術店夫人の明智文江に吉田日出子
故売屋「萬屋」主人の石田五右衛門に坂上二郎
古垣邸召使のたねに樹木希林
泥棒集団「ポパイ」首領のマリアに熊谷美由紀(現:松田美由紀)
泥棒集団のパンチに江木俊夫
泥棒集団のサンデーに阿部健太(現:柴本浩行)
泥棒集団のポストに木下隆康
泥棒集団のピアに大塚治美
ディレクターの英子に宇佐美恵子
ディスコで歌う少年歌手に原田潤
床屋の店主に小島三児
明智小十郎の秘書の高木に草野大悟
明智美術店の店員に小野ヤスシ
「サラ金大王」社長の蛸島裕太郎に佐藤蛾次郎
古垣の秘書の根本に南州太郎
等々力の部下の矢野に重松収
明智の女の綾香に小川亜沙美
水商売の藤井たか子に赤座美代子
山の老人ホーム経営者の今泉に伊豆肇
記者Aに梅津栄
記者Bにだるま二郎
記者Cに金子盛勇
記者Dに磯野好司
記者Eに高橋良平
老人Aに大泉滉
老人Bに大林宣彦
時代劇を撮影する映画監督に大林宣彦
警官に車だん吉
子供たちのリーダーのリカに三輪里香
団地の主婦に千うらら
音楽教室の秘書に武知杜代子(現:武智豊子)
修道尼に川口裕子
トーク番組の司会を務めるアナウンサーに新山真弓
文江の使用人の里子に明日香和泉(現:明日香七穂)
ドラキュラの花嫁のスウィートに宮子昌代
時代劇の悔しがる娘に石井めぐみ
アデランスに南たかし
デリッチュに山中光
釣人に高林陽一
画家に田山力哉
ピアノ伴奏をする音楽教師の世田に宮崎尚志
下駄屋の娘に大林千茱萸
下駄屋の店主に薩谷和夫
スーパーマンを見上げて叫ぶ通行人に前川鴻
サラ金大王の配下Aに池田伝一
サラ金大王の配下Bに大内勇吉
サラ金大王の配下Cに広瀬正一
フォトスタジオのスタッフAに姫田真佐久
フォトスタジオのスタッフBに木村大作
フォトスタジオのスタッフCに大久保賢一
フォトスタジオのスタッフDに中岡京平
フォトスタジオのスタッフEに中村明
フォトスタジオのスタッフFに宇田川幸洋
バッファロー軍団Aに吉中六
バッファロー軍団Bに兼松隆
バッファロー軍団Cに檀喧太
バッファロー軍団Dに龍駿介
金田一が住んでいるアパートの隣人に志穂美悦子
金田一を慕う少女に斉藤とも子
TV局のゲストに笹沢左保
横溝先生に横溝正史
床屋の客に高木彬光
団地の亭主に角川春樹
本人役だ角川春樹
「瞳の中の女」の襲われる訪問者に峰岸徹
街のドラキュラに岸田森
パズルを解く列車の乗客に檀ふみ
カレーを食べる八杉恭子に岡田茉莉子
「八甲商事」社長の隅田光一に夏木勲(現:夏八木勲)
「瞳の中の女」の等々力警部に三橋達也
「瞳の中の女」の金田一耕助(11代目)に三船敏郎

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野川新栄

3.0中身は薄いですなぁ

2025年4月17日
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難しい

斬新

一応メインのストーリーはあるが、ところどころにいろんな作品(CM)のオマージュだったり、パロディを仕込んでいる。
当時でさえ短期間でしか通用しないものもネタにしているため、若い世代が鑑賞したら何とも不思議な映画と思うだろう。(wikiの解説必須)
昭和世代でなんとなく意味がわかる内容。

ただ、ディスコ風のオープニングだったり古き良き時代の雰囲気は味わえる。

故松田優作夫人の熊谷美由紀嬢のカワイさ全開(笑)

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YOU

2.5横溝ワールドのパロディ化?金田一耕助祭りなんだけど・・・

2025年4月10日
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ratien

2.5大林節全開!〜徹頭徹尾、冗談映画。

2025年4月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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1979年公開、配給・東映。

【監督】:大林宣彦
【脚本】:斎藤耕一、中野顕彰
【原作】:横溝正史〜『瞳の中の女』より
【製作】:角川春樹

主な配役
【金田一耕助】:古谷一行
【等々力警部】:田中邦衛
ほかに、仲谷昇、山本麟一、吉田日出子、坂上二郎、東千代之介、樹木希林、熊谷美由紀、江木俊夫、石井めぐみ

1.角川春樹と大林宣彦

角川春樹は、『犬神家の一族』、『人間の証明』、『野生の証明』、『悪魔が来りて笛を吹く』などで時代の寵児となり、角川文庫と角川映画のタッグは、新たなメディアミクスとして大いにもてはやされた。

大林宣彦は、『HOUSE ハウス』で商業映画デビューしたが、本作は、大人気となった『ねらわれた学園』、『時をかける少女』、『転校生』などの前になる。

角川春樹37歳、大林宣彦41歳。

なんの躊躇もなく、とことん、冗談映画を作り込んだ。
ふたりの笑い声が聞こえるような感じさえする。

2.当時を知らないと笑えない箇所も

いや、当時を知っていても、散りばめられた小ネタのすべては拾えない。無理だ。

CMディレクターとして、3000本を超える作品を残した大林宣彦ならでは?(笑)の、CMネタが随所に出てくる。
インスタントコーヒー(Maxim)、クルマ(RX-7)などのくだりは、ただ入れたかっただけ、という感じだ。

3.誰も笑えない喜劇

『蘇る金狼』と同時上映された本作。
金田一耕助がローラースケートで走り回り、
富士急ハイランドでデート?したりするのを観たい人は、居なかった(と思う)。

残念ながら本作の評価は、いまも低いままだ。

だが、角川−大林ペアは、その後ヒット作を放つ。
その二人を引き合わせた企画というところには価値がある。

☆2.5

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Haihai

2.5明るく綺麗な見た目のピーマンの中

2024年10月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

録画したものを視聴しました。
「話がピーマン」…二度台詞が有ります。当時はピーマンが空っぽというイメージがあったのでしょう。今ならピーマンの中のワタこそ栄養があり捨てるべきではないことは、知る人ぞ知る事実です。

不二子さん他、女性陣の魅力が引き出されていました。
横溝正史さんご本人の出演シーンも愉快でした。
ドタバタコメディテイストで明るい雰囲気の中に、しっかり大事なメッセージを入れているのですが、残念ながら大事な部分は不要なものであるという間違った常識によって捨てられていたピーマンのような作品…と、言っている自分でも意味がわかってません。

映像が古いだけでなく、演出的にチープさが目立つものの、金田一耕助が存在する世界観にリアリティを感じました。

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Don-chan

2.5八つ馬鹿村

2024年10月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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大林宣彦監督による金田一耕助シリーズのパロディで、製作サイドの悪ふざけギリギリかな。
横溝正史をスターにした角川作品なので、遠慮がないというか、開き直った感じで、時々吹き出すかも。
ちょこっと顔を出す有名人を探したり、業界ギャグなど楽しみ方はイロイロ。
金田一耕助は古谷一行。

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いやよセブン

3.5底抜けなパロディーパーティー!

2022年9月2日
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興奮

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しゅうへい

2.0パーティーは終わった! これから打ち上げの二次会だ

2021年1月22日
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70年代の金田一耕助シリーズは、どれも角川映画というイメージがあるが、実際には角川が製作しとして出資したのは、1976年の「犬神家の一族」と、1979年の本作の2作品だけだ
1978年の「悪魔が来たりて笛を吹く」は東映の全額出資で、角川春樹氏は雇われプロデューサーとして参加している
なぜ角川は本作を製作したのか?
その疑問がまず鑑賞前から頭をもたげる

大林宣彦監督は当時まだ商業映画3作目の新人監督
1 作目の「House 」で異才ぶりが注目された
それでどのような作風であるのかは、良く知れ渡っていたはずだ
横溝正史作品の世界とは対極にあるということは誰もが分かっていたはず
内容を観ればやはり予想通りだ

角川はそれでも大林宣彦監督を選び、自ら出資して、金田一耕助の映画を撮らせた
それは一体なぜなのだろうか?
そればかりが頭の中でぐるぐる駆け巡った

単にお友達だから?
そんな訳はない

横溝正史の原作の大ヒット
映画化したらそれも大ヒット
相乗効果でさらに文庫本が売れる
それで味をしめて他の小説家でも試してみたら、これもまた大成功
角川としては金田一耕助シリーズには大恩がある
その金田一耕助シリーズもあまりにもヒットし過ぎで、映画もテレビも沢山作られて流石に飽きがでてきた
そろそろ幕引きの頃合いだった
それが1979年の状況
あの市川崑監督が「病院坂の首縊りの家」で宣伝コピーの通りのこれが最後じゃ!というレベルの残念な映画を撮ってしまうほど

出演者勢揃いのカーテンコールは「女王蜂」で済んでいる
「病院坂の首縊りの家」は完全に蛇足だった

ダラダラといつまでも終わらないパーティーは最低だ
早く誰か中締めしてくれ!
誰がするのか?
それはパーティーの主催者に決まっているじゃないか

何をもって金田一耕助シリーズを本当に締めくくるのか?

その答えが本作だ
つまりパーティーの中締、二次会で打ち上げ、そして関係者の集合記念写真の撮影
これが本作のテーマだ

大林宣彦監督はその意味を良く理解して本作を撮っていると思う

そこは流石だ
本作をもって、70年代の金田一耕助シリーズの大ブームは完全に終わった
パーティーの中締めがなされたのだ

たまたま西田敏行が他の仕事で主演できず、古谷一行が主演したのは嬉しい誤算だった
彼が主演の金田一耕助のテレビ版が一番好きだった
一番原作のイメージに近いのは彼だ
その姿が映画となっているのは本作だけだ

今ではテレビ版もネット配信で何時でも鑑賞できる時代になった
金田一耕助シリーズの嵐のような大ブームは、もう40年以上昔のこと
21世紀の今、本作の役割は何が残っているのか?
パロディをどこまで読みとれるかのクイズ番組みたいな価値しか残っていないのかも知れない

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あき240

3.0一応面白さが味わえる作品ではあったが

2020年7月25日
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一応面白さが味わえる作品ではあったが
ちょっと最後までは付き合いきれなかった。俳優の面白さや演出の面白さがある程度は味わえて、結構終わりの方まで見てしまったけども。 長すぎたわ。せめて1時間45分位でまとめてくれていたら結構面白い作品として心に残ったかもしれない。腹筋台が軽いんだからもっと早く終わって欲しかった。それに致命的だったのは私は吉田日出子という女優が嫌いである。やっぱり肝心要の所に位置してる女優が嫌いだと駄目だね。

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KIDOLOHKEN

2.0パロディ満載!

2019年7月16日
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kossy

2.5自虐金田一

2014年11月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

横溝正史ブームの最中、古谷一行主演で大林宣彦が監督した金田一映画。1979年の作品。

既に古谷一行はTVシリーズで金田一を演じ人気を博し、その映画化…じゃない。
ナンセンスギャグとパロディ満載の異色の金田一映画。

一応、短編「瞳の中の女」を原作としているが、原型ナシ。
一応ストーリーもミステリーもあるが、脱線しまくり。

映画に本にTVに、マスコミの寵児となった金田一。唯一謎を残した事件に、再び挑む…。

金田一好きなのでいつか一見したいと思いつつ、なかなか見る機会が無かった本作。
で、ようやく機会があり、見てみたのだけど…

「…」。

ギャグにパロディ、ギャグにパロディの繰り返し。
別にそれは悪くないんだけど、決定的なまでに面白くない。
ギャグはダダスベり、パロディは当時のCMなんかがネタらしいがさっぱり分からず…。
小ネタは「トリック」並み。

金田一作品自体のパロディもあり。これはちょっと面白かった。
“病院坂”とか、「ようし、分からぬか!」とか、市川金田一のようなカット割りとか。

横溝正史も本人役で出演。あの台詞は本音か。
某超大物俳優も金田一に!

殺人防御率の低さで知られる金田一。
ラストは、それに対して弁明する自虐ネタと、金田一が金田一作品への愛を語る。

後はただのお遊び。
収束つかず。

やっぱり金田一は、おどろおどろしいミステリーが好き。

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近大
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