劇場公開日 1977年4月2日

「刑事から20年間迷宮入りしている殺人事件の捜査を頼まれた金田一耕助(石坂浩二)は岡山県総社市近辺にあるという鬼首村に向かう。3件の殺人事件は例の迷宮入りしている殺人事件とも関係があった。」悪魔の手毬唄(1977) ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0刑事から20年間迷宮入りしている殺人事件の捜査を頼まれた金田一耕助(石坂浩二)は岡山県総社市近辺にあるという鬼首村に向かう。3件の殺人事件は例の迷宮入りしている殺人事件とも関係があった。

2020年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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BS-TBSで映画「悪魔の手毬唄(1977)」を見た。
劇場公開日 1977年4月2日

市川崑監督62才
横溝正史(原作)75才
石坂浩二36才
岸惠子45才
北公次28才
仁科亜季子24才
草笛光子44才
若山富三郎48才
大滝秀治52才
三木のり平52才

この作品よりも以前に、高倉健が主演で太地喜和子も出演していた「悪魔の手毬唄(1961)」があったことは知らなかった。

冒頭に出てきた登場人物に見覚えがあったが、誰だかは判らなかった。
クレジットが出て、それが北公次だと判った。

自分が見た横溝正史原作の映画の主演はほとんどは
石坂浩二なのだが、原作者横溝正史のお気に入りの金田一は「八つ墓村」で主演した渥美清らしい。

この市川崑監督の「悪魔の手毬唄(1977)」は上映時間が長く、画面は暗い。
上映開始すぐに映画に引き込まれていく魅力がある。
日本映画が元気だった時代だと思う。

刑事である若山富三郎から20年間迷宮入りしている殺人事件の捜査を頼まれた金田一耕助(石坂浩二)は岡山県総社市近辺にあるという鬼首村に向かう。

金田一が調査している間に殺人事件が起こってしまう。そして、殺人事件は1件にとどまらず、2件目、3件目の事件さえも起きてしまう。

その3件の殺人事件は例の迷宮入りしている殺人事件とも関係があった。

犯人が用いたそのカラクリとは?

上映時間は144分。長いが長さは感じない。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック