銀座の恋の物語のレビュー・感想・評価
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【画家の男が口ずさんでいた銀座の恋歌と男が描いた恋人の画が、取り戻させた恋人の記憶。誠実な画家の男が愛する女性の記憶を取り戻す為に奔走する姿が佳き作品である。】
ー 石原裕次郎さんの”銀座の恋の物語”は入社時に、年配の方が良く歌っていたのとTVで流れていたので、良く覚えている。今作はその曲をベースにした恋物語である。-
■銀座の裏町で暮らす画家・伴次郎(石原裕次郎)は、苦しい生活の中で、恋人・秋山久子(浅丘ルリ子)の肖像画作成に没頭していた。
そんなある日、次郎は久子と結婚するために母が住む信州の田舎へ帰郷することに。
出発の日を迎え、久子は次郎を見送るため新宿にやって来るが、彼女はいつまで経っても来なかった。
◆感想
・ストーリー展開的には、やや粗いかなと思いつつ、物凄くお若い石原裕次郎さんと浅丘ルリ子さんのお姿を鑑賞。
・車に轢かれてしまった久子が、デパートのアナウンス嬢になっている辺りも”そんな事有り得るのかな。”と思いながら鑑賞続行。
■久子が、伴次郎が良く口ずさんでいた”銀座の恋の物語”と、彼が精魂込めて書いた自分の肖像画を観て、記憶を取り戻すシーンはハッピーエンドで良い。
<今作は、石原裕次郎さんが普通の誠実な青年を演じている姿が良い。「嵐を呼ぶ男」の破天荒なドラマー役に比べても、石原さんの芸風の広さを感じさせる作品である。
尚、「嵐を呼ぶ男」のレビューで”石原裕次郎さんを見た事がない。”と書いてしまい、あるレビュアーさんを驚かせてしまったのだが、正確には”躍動する石原裕次郎さんを見た事がない。”の誤りである。申し訳ありませんでした。>
ボス(私の裕次郎のイメージはこれ)若き時代の純愛ムービー。浅丘ルリ...
ボス(私の裕次郎のイメージはこれ)若き時代の純愛ムービー。浅丘ルリ子も可憐だ。
昭和の風景が懐かしい。江利チエミがチーターに見える。ジェリー藤尾に実写ルパンをやらせたかった。
ラストは気付けたはずなのに気付かなかった。クソっ(笑)
BS日テレ
飯場の恋の物語
2023年1月13日
映画 #銀座の恋の物語 (1962年)鑑賞
楽曲にインスピレーションされての映画化の走りのような作品なのかな
#浅丘ルリ子 さんもこの頃ぐらいだったら可憐なのに。痩せすぎはよくないね
懐かしの銀座
石原裕次郎と浅丘ルリ子のロマンス映画。若い浅丘ルリ子かわいい。丸顔でふっくら。衣装も素敵。江利チエミが婦警というのは意外だった。やたら歌える婦警ではないか。
記憶喪失は60年も前から使われていたネタだった! 王道のすれ違い! 記憶が戻る鍵が、おもちゃのピアノってところはおしゃれ。トランペットを吹く若者がシルエットのままなのも、かっこいい。なんだかミュージカルのRENTみたい。
和光、松屋、数寄屋橋の不二家などは、すぐわかった。この頃の銀座は街灯も少なく、というかパワーが弱いのか、街は今よりずっと暗い。そんな中、通行人より頭ひとつ抜け出てる裕次郎、やっぱり目立つわー。
作中で使われている絵は誰が描いたんだろう。気になる。
BS日テレにて。
ベタベタのラブストーリーで突っ込みどころ満載ですがこれでいいんです
会社のご高齢の重役が夜のお店で綺麗なお姉さんとデュエットする曲で有名です
もしかしたらカラオケの画像に本作が使われているものもあるかも知れません
歌はもちろん石原裕次郎、ラストシーンで初めて女性パートの歌が入りますが、これば浅丘ルリ子ではなく、樹理役の牧村旬子です
レコードでは彼女が歌っているので、配役されたと思われます
台詞も出番も何回とあってそれなりに丁重に遇されています
浅丘ルリ子は歌いません
その代わり江利チエミが出演しており、ステージシーンや挿入歌を歌ってくれます
歌唱力は圧巻です
主題歌はタイトルバックとラストだけでなく、序盤に短いものが何度もはいるだけでなく、おもちゃのピアノで弾いてみたり、様々なアレンジで劇伴で使われており始終流れています
ベタベタのラブストーリーで突っ込みどころ満載ですがこれでいいんです!
泣きました
石原裕次郎 28歳、浅丘ルリ子 22歳の姿です
石原裕次郎は流石にスターのオーラが半端なくまるでステージのスポットライトを常に浴びているかのようです
ただ浅丘ルリ子はまだオーラを発ししきれていません
鷲と鷹の時の17歳の可憐な少女から、大人の女性への脱皮のまだ途中という印象です
記憶喪失の治療を受ける医師が、本作の13年後に寅次郎相合い傘で車竜造として、浅丘ルリ子が当たり役のリリーさん役と共演することになるのも面白いです
いかにリリーさんが浅丘ルリ子を個性を反映していた役であったのかがよく分かります
1962年の銀座
銀座がまだ若者の街だった時代
銀座4丁目交差点や松屋、日劇は分かりますが、後はもう変わりすぎてどこがどこやら
三愛ビルはまだ建設中でした
しかし古い洋画の中のNY に少し似ています
主人公の伴 次郎と宮本の住むボロアパートは何となく、巴里のアメリカ人でのジーンケリーのアパートを思わせます
重要な小道具の久子をモデルにした肖像画が浅丘ルリ子に良く似ていてなかなか上手い絵でした
衣装もさすが銀座が舞台、垢抜けています
永遠のスター、石原裕次郎を偲んで…。
テレビ大阪での石原裕次郎三十三回忌追悼放送を録画したものを鑑賞。
名曲「銀座の恋の物語」をモチーフとしたメロドラマ。
ストーリーは若干最近の韓国ドラマを彷彿とさせるものでしたが(恋人の失踪、記憶喪失)、普遍的な恋愛、挫折、再起、幸福の要素がきちんと押さえられていて、安心して観ていられました。
石原裕次郎はやっぱりスター。オーラが違う。佇まいが違う。それに、何をやっても絵になるんだからなぁ、これが!(笑)
それに華を添えるのが浅丘ルリ子。なんとお美しいのでしょうか…思わず溜息が出ました。惚れちゃいました(笑)
――
今回の三十三回忌法要をもって弔い上げとすることがまき子夫人より発表されました。大々的なものは無くなりましたが、テレビやDVDなどを通して、フィルムに焼き付けられたその姿をいつでも偲ぶことができる…ありがたい環境ですなぁ…。
今もなお、人々の記憶の中に生き続ける永遠のスター、石原裕次郎―。リアルタイムの世代では無いですが、彼が出演した多くの作品に触れることで、その魅力は全く色褪せていないなと、その度ごとに実感させられます。
それは本作を観てもしかり。類い希なるスター性を兼ね備えた俳優というのは、今後出て来ないんじゃないかなと思う今日この頃であります…。
昔の銀座の街並をうかがえるのも愉しい。
タイトル通り、銀座の街並が随所に出てくるので、ストーリーと共に景色も楽しめる。
ここはあの辺かな?とGoogleストリートビューで見ながら、比較して観ても面白いかも。
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