「名作には欠かせない名曲付き」銀河鉄道999 ikuradonさんの映画レビュー(感想・評価)
名作には欠かせない名曲付き
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にインスパイヤされた松本零士のSF漫画を映画化。
不朽の名作といわれるだけに、確かにおもしろい。
少年が青年へと成長する様を見事に描ききっているし、当時は相当斬新だったに違いないコスモスケールな冒険活劇。
その世界観は今見ても色あせていないし、むしろ新鮮そのもの。
SFの持つキャパシティの高さを十二分に生かした構成に舌を巻く。
鉄郎とメーテルの不思議でちょっとアブナイ関係が、また面白い…。
サブキャラも個性豊かで、そこにもちょっとしたドラマ。
私のようにSFものに疎い人間には、入門書的な存在。
そして名作には欠かせない名曲付き!
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