銀河鉄道999のレビュー・感想・評価
全83件中、1~20件目を表示
青春アニメ映画の名作、ちょっとビターなラストが心に残る
ある年代のアニメ製作関係者の方から、名作として語られることが多いアニメ映画のひとつ。テレビアニメ版から鉄郎の年齢が15歳に引き上げられ、メーテルとの旅のなかで少年が成長していくドラマが鮮やかに描かれます。見ていて2人と一緒に旅をしているような感覚になり、ゴダイゴによる主題歌も相まってちょっとビターなラストが心に残ります。
まさに金字塔
最高だよね。また、劇場でみられるなんて。安定した良さ。
メーテルが非常に良い。
やはり、恋するよね。男なら。大和の森雪もいいがあっちは清純派だから。シャワーシーンやキスシーンもある。夢のようなアニメーションだ。
人生をテーマに少年の成長を描く冒険譚 宇宙を汽車が走るというシチュ...
人生をテーマに少年の成長を描く冒険譚
宇宙を汽車が走るというシチュエーションだけで100点満点
今見ると少年の頃は感じなかった少し荒いと感じる部分もあるが、それをあまりあるテーマ性と松本先生のメッセージ
ハーロック、メーテルの名セリフ
最後の別れ
クイーン、エメラルダスとトチロウ
生と死
若さと老い
時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない。の先生の言葉の意味が歳をとってようやくわかった気がします
ナレーションも心に響く傑作
知ってるようで、まるで知らなかった。
鉄郎、メーテル、車掌、ゴダイゴの歌など、よく知ってるつもりだったのに実は何も知らなかった。
音が迫力あり、映画館で見ることができてよかった。
999の行き先や鉄郎の目的、メーテルは何者なのか等、知ることができた。
鉄郎の声が悟空だったのにも驚いた。
子どもの頃に観た以来、久し振りに4Kリマスター版で観た。 初見で観...
子どもの頃に観た以来、久し振りに4Kリマスター版で観た。
初見で観たのが昔過ぎて、映画の内容の記憶がほぼ無く、新作映画として観た。笑
作品のテーマが、永遠の命への憧れなので、今の時代に観ても色褪せない作品だと思った。
夢が叶いました!
1979年の劇場版をいとこと観たかったのですがいとこが観たい映画はなんと宇宙戦艦ヤマト!仕方なく諦めました。当時友達を誘って観る勇気も一人で観る勇気もありませんでしたから…
DVDやテレビ放映されているときは観ましたよ?劇場で観るのは諦めていました。社会人になってエターナル編は観に行きました。
さよならもDVDやテレビ放映されたら観ていますが3作のうち面白いと思うのは今作ですね。
劇場版でカラオケでも歌うことのあるエンディングテーマ曲も感動ものです。
この年で1つ銀河鉄道999劇場版を映画館で観るという夢が叶いました。
結末も知っている中での鑑賞ですが良い映画は何回観ても良いですね。
厨二病の自分達の心を鷲掴みにしたメーテル再び!
ドラマ版を遥かに超えるメーテルへの恋心全開で描かれる少年から青年への成長物語。その熱い気持ちにメーテルも真っ向応えるところがいい。こうして書くとなんだか70年代に流行ったイタリア映画を彷彿させてしまい少々こっぱずかしい。ゴダイゴの超名曲、盛り上げまくる劇伴、カッコ良すぎるサブキャラ達、そして2時間に詰め込まれた壮大な物語。自身にとっては唯一無二のアニメ作品。監修・市川崑。
鉄郎が漫画と違う…
漫画は読破ました。
テレビアニメは懐かしのアニメ特番でちょっと観た程度です。
とりあえず映画版鉄郎は顔はイケメンなんだけど、性格がちょっと…。盗みをするし、メーテルに手を上げちゃうし…。メーテルもメーテルでなかなか畜生。
ブサイクだけど性格がイケメンな漫画版鉄郎がいい。
また観れてよかった!!
45年前?の作品とは思えない!
音も良くなってました。
ドルビーシステムすごい!!
ツッコミどころは、多々ありますが、
手書きで、オプティカル処理も沢山!
CGないのにこんなに描けるとは!
こういうアニメがあったから、その後の日本アニメ作品にも影響あたえてるんだろうなと。
松本零士さん、すごいです。ありがとうって感じです。
レジェンド級の大傑作SFアニメーション、小学生以来45年ぶりの劇場体験に感動ひとしお
フィルマークス主催の劇場公開45周年記念リバイバル上映にて鑑賞、45年前の小学生の時に映画館で観て以来、何度観てきたかわからないほど観てきた大好きな作品だけど、劇場鑑賞は45年ぶり、大画面と拍力のサウンド、そして何よりもリバイバル上映の初日に観に来るぐらいだから大好きなファンが大勢いたであろう“ガチ勢”と一緒に感動を分かち合う極上の体験ができたことに感謝です
何度観ても、他に類を見ない独特の映像世界と見応えのあるストーリー展開に引き込まれ、2時間強があっという間、もっとこの世界に浸っていたいと、いつも名残惜しい気持ちになります
鉄郎とメーテルを乗せた999号が地球を出発するくだりは何度観ても目頭が熱くなる名シーン、そして全編通して999号が銀河を馳せる映像はいつ見ても最高に美しく惚れ惚れします
本作の最も素晴らしいポイントは原作の巨匠 松本零士さんの世界観を完璧にアニメーションで表現した りんたろう監督とスタッフの描き出す重厚でエネルギッシュ、それでいてどこかもの悲しい独特の映像世界、とにかく全編に渡りみごとな画力に圧倒されます
後半は「里見八犬伝」(1983)など昔の角川アクション映画のクライマックスを彷彿とさせるダイナミックでスペクタクルな展開もあり、近年 生み出されるアニメーション作品とは全く異なる次元で画そのものからとてつもない力強さを感じます
そして本作はキャスティングも魅力的です
主役の鉄郎とメーテルに加え、松本零士さんの描く別作品の名作キャラクター登場という粋な展開が素晴らしく、トチロー、クイーン・エメラルダス、そしてキャプテン・ハーロックが登場し鉄郎達を助けたりする展開を子供ながら大興奮で観ていたのを思い出します
さらに、メーテルやエメラルダス以外に登場する、クレアやリューズなどの女性キャラクター達がみんな綺麗で、それもまた本作の印象的なところでもあります
昨今のリバイバル流行りに大感謝、最高の体験で感動ひとしおでした
映画版のクオリティにTV版が負けた
ストーリーは、あまりのご都合主義、他力本願の嵐ですが、ラストの悲しい別れ、少年の成長と、走って去っていく後ろ姿、窓からじっと見ているメーテル、そしてゴダイゴの音楽の全てがぴたっとはまって、感動したのを覚えています。
当時、映画版のクオリティの高さに、そのあとも続いたTV版のお粗末さがアホらしくて見る気をなくした覚えがあります。
今、万感の想いを乗せて汽笛が鳴る‼️
ひとが
この世に生まれる前から
この星は輝き
ひとが
この世から去ったあとも
この星は輝き続ける
もうこのテロップが画面に出ただけで胸がアツくなってしまう思い出のアニメーション‼️銀河系の各惑星が宇宙空間を走る列車で結ばれた未来世界。裕福な人々は、機械の体に魂を移し替えることによって、永遠の生を謳歌していた。貧しい少年の星野鉄郎は、無料で機械の身体をくれるという星を目指して、謎の美女メーテルと共に銀河鉄道999に乗り込む・・・‼️広大で深い宇宙、999やアルカディア号、クイーン・エメラルダスなどのメカニック、メガロポリスや時間城、機械星などの未来世界のビジュアル、まるでホバーボードのようなスケボーや戦士の銃などのガジェット、アクションやスペクタクル描写、エモーショナルな物語など、幅広い層に訴える条件がすべて揃ってますよね‼️特に男の子はワクワクドキドキ、胸トキメくでしょう‼️すべてのアニメ少年にとっての初恋の人かもしれないメーテル‼️私もそうだったかも‼️そしてキャプテンハーロックや女海賊エメラルダスなど、他の松本零士作品のキャラも出演し、壮大なクロスオーバーを展開してるのも現在観てみるとホントにスゴい‼️マーベル・シネマティック・ユニバースの先駆けですね‼️そしてゴダイゴの主題歌‼️鉄道列車が銀河を駆けるというそのビジュアルや、母に似たメーテルへの鉄郎の淡い恋心など、自由な世界への憧れやロマン、決して結ばれることのない二人のほろ苦い感情や悲しみなど、様々な感情がパッケージされた忘れられない、大好きな作品です‼️特にラストの鉄郎とメーテルの別れのシーンは映画史に残る、涙なくしては観れない名場面‼️
これぞ日本映画の金字塔
永年映画を観てきた中で群を抜いてのベストオブベストがこの作品。
初めて見たのが中学生。一度観て心奪われ以後小遣いの続く限り何度も何度も映画館に取り憑かれた様に通いこんだあの頃。グッズ・関連本・LP・セル画等々買えるものは親の金をクスねてでも買い漁りました。テレビ版や「さよなら・・・」以降の作品にはまったく興味が沸かず、ひたすら当作だけが好きでたまらないのです。
一言で片付ければ全てが良かった。
「人は皆星の海を見ながら旅に出る。思い描いた希望を追い求めて・・・」から始まる城達也のナレーション、列車が漆黒の宇宙を剛音を響かせ走って行き、そして地球を背にした「銀河鉄道999」のタイトルバック。始まりの序曲以降全編を通してラストの終曲迄続いていく青木望のクラシカルで秀逸な楽曲。秀逸どころでは無い場面場面を強烈に脳に焼き付けてくる様な・・印象的な・・例えば鉄郎がメーテルに心を打ち明ける時の「愛の目覚め」、クレアが鉄郎をプロメシウムから救うべく砕け散っていく時の「銀河に散ったクレア・・・涙」、そして鉄郎とメーテルの別れのシーンでの「終曲・・別離」などどれも少し聴いただけでそのシーンが蘇り涙してしまう名曲。
声優人も良かった。
野沢雅子、池田昌子、肝付兼太、麻上洋子、井上真樹夫、田島令子、富山敬、小原乃梨子、納屋悟朗、来宮良子、麻生美代子他で皆間違いない一流処のプロばかり(近年主流の別分野からの抜擢を否定するわけではありません)。
ラストの別れのシーンは野沢、池田の二人だからこそあれだけの名シーンになったと断言出来ますね。
テーマは少年の心の変遷と成長、命は限りあるからこそ尊い、そして出会いと別れ・・
別れからメーテルを乗せた列車が空に向かって走って行くのを追いかけ鉄郎が絶叫・・・「今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。今、万感な思いを込めて汽車が行く。ひとつの旅は終わり、また新しい旅立ちが始まる。さらばメーテル、さらば銀河鉄道999・・・・・さらば、少年の日」と城達也の最後のナレーション。そしてゴダイゴの「銀河鉄道999」へ。
進行構成に若干関わったといわれる監修の市川崑他多方面の一流処が関わり練り上げ作り出された傑作で、自分にとっては今観ても心遣らされる愛おしい作品です。
作品は知っていたけど、きちんと観たことはなかった。初めて観るにはス...
作品は知っていたけど、きちんと観たことはなかった。初めて観るにはストーリーがわかりやすくまとめられている。こういうストーリーだったのか。松本零士が描く女性って素敵だなって思った。やはり鉄郎とメーテルの別れのラストは名シーンですね。
TVアニメは全話視聴した。 あの壮大な物語をどうやって2時間にまと...
TVアニメは全話視聴した。
あの壮大な物語をどうやって2時間にまとめるのか心配だった。
もちろんかなり端折られてはいたが、結構上手くいっていたと思う。
キャプテン・ハーロックとエメラルダスを登場させ過ぎていた感じはあったが、TVアニメ版の良さを残しつつ、オリジナルの展開を駆使した力作だった。
当時アニメ見なかった後悔
ザ・ベストテンでゴダイゴのテーマソングは知っていた。けど、当時の自分はアニメ作品は1ランク下で映画館で観る気なし。偏見だったな。ストーリもダイナミックな画面構成も立派で素直に反省。
主人公が逞しくなっていく感じと、たおやかで儚さを併せ持つ美しい女性像のアンバランス。彼女たちを支えてあげたい気持ちは沸々と。
今年、花巻にも行ったけど、宮沢賢治と銀河鉄道の世界。これもちょっと間の抜けたタイミングだったなあ。作品も旅も反省しきり。
初代JET STREAM の城達也さんがあまりに懐かしい。ああ、昭和だなあ。
ホントに素晴らしい作品
BS12の日曜アニメ劇場で見ました。最初から最後まで良くできた素晴らしい作品です。1979年の作品ですよ。自分は子供のころ見てるはずですが ちゃんと見てなかったのか新鮮でやはり感動ですね。メーテルは機械人間だったんですね。なんか自分の記憶ではあいまいにしてたような気がしてたんですがね。ラストの別れのシーン泣けますね。次回作があることを知っていても泣けます。そしてエンドロールのところであの曲がかかるんですね。来週BS12で"さよなら銀河鉄道999"が放送されます。この作品は当時神戸のポートピアとの合体試写会があって見に行った記憶があります。 でもほとんど覚えてないので来週見ます。この1作目で謎は解決したようにも見えますがまだ残された謎があるんでしょうね。楽しみです。
日本が世界に誇るアニメ史の最高傑作!!
「銀河鉄道999」最初の劇場用長編にして、SFアニメブームを巻き起こしたアニメ大作!!
故・松本零士の最高傑作にして、44年を経た今見ても決して色褪せる事のない日本アニメ史に残る不朽の名作である。
作品自体はもう何度となく観ているが、見る度に新たな感動を与えてくれるという意味では日本アニメ史の中でもジブリ作品と双璧と言っても過言ではないであろう!
星野鉄郎、メーテル、女海賊エメラルダス、キャプテンハーロックといったお馴染みのキャラクターが放つセリフの一言一言に重みがあると共に、ナレーターの城達也のコメントが何とも言えぬ作品へのオマージュを感じさせる。
今のSFXの技術で実写化が可能となっても、個人的には絶対に実写にして欲しくない作品でもある!!
全83件中、1~20件目を表示