九ちゃんのでっかい夢のレビュー・感想・評価
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仕上がりが今ひとつふたつなのが残念
九ちゃんのでっかい夢
1967年1月2日公開
松竹カラー作品
男はつらいよは本作の2年半後になります
監督脚本 山田洋次
撮影 高羽哲夫
ヒロイン 倍賞千恵子
音楽 山本直純
この大枠は男はつらいよと同じ布陣です、主演坂本九のところに渥美清が収まれば男はつらいよになります
当時テレビで大人気の浅草芸人のコメディアンが大勢主演しています
てんぷくトリオなどは一ネタ九ちゃんと笑わしてくれます
男はつらいよでポンシュウ役の関敬六は本作ではポンさんという役名です
渥美清も元々は浅草芸人
すでにテレヒドラマ泣いてたまるかや映画は拝啓天皇陛下様や喜劇急行列車などに多数出演していました
お話はどってことないもの
九ちゃんは横浜の場末の小屋のコメディアン兼歌手
当時のスター歌手の物まねネタを披露したりします
祖父の恋人だったスイスの大金持ちの老女性の性遺産相続人になっていて遺産相続争いで欧州から殺し屋が来ます
欧州からの殺し屋といっても元祖外人コメディアン EH エリック
九ちゃんはそんなことはつゆ知らずガンを告知され世をはかなんで自殺できる勇気がないので殺し屋を雇って自分を殺してくれと頼んだものだから二人の殺し屋が現れてドタバタになります
お正月映画でノホホンとあー面白かったでお終いだけのゆるーいものです
タイトルのでっかい夢というのは
これ全部初夢かもねという具合です
仕上がりが今ひとつふたつ3つなのが残念
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