ギャンブル一家 チト度が過ぎる

劇場公開日:

解説

大型トラックに作った家に住むギャンブル狂いの家族を描く。脚本は馬場当、監督は「おさな妻(1970)」の臼坂礼次郎、撮影は渡辺貢がそれぞれ担当している。

1978年製作/82分/日本
配給:東映
劇場公開日:1978年10月7日

ストーリー

野原にポツンと家が建っている。そこに住む家族は通称ギャンブル一家と呼ばれ、祖母松乃、母梅子、長兄藤之肋、次男菊五郎、長女あやめ、孫もみじの皆がギャンブル狂い。ある日、競輪場で知り会った風呂屋の養子の正三が八百万円の借金を抱えていて、風呂屋に帰れないと聞く。正三は藤之助と協力して、八百万円の借金を取り返そうと企み、風呂屋の権利書で一千万円を借り、博奕に賭けた。しかし、正三はイカサマ博奕にひっかかり、ヨメハンまで取られたと、野原の一軒屋へ泣き込んできた。正三の話を聞いて、家族全員でやくざの賭場へ殴り込みをかけることを決定した。賭場の表にパトカーが止まる、梅子、菊五郎、あやめが警察官に変装して出て来る。藤之助が連続殺人の手配写真の男と似ているのを利用して、賭場にいる藤之助を逮捕に来たのだ。その時、藤之助は二千万円の勝負を仕掛けていて、イカサマで四千万円の現金を抱え、正三のヨメハンを助け出し、表のパトカーに飛び込んだ。一家は野原の一軒家へと逃げ帰り、家に着くやいなや息もつかぬ早さで、家族全員が家の半分をかたづけ始め、畳をはがし、ベニアの壁を蹴破って、見る間に大型トラックに変ってしまった家を急発進。なんとギャンブル一家の家は野原の真中に、違法駐車していた大型トラックであった。

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