劇場公開日 1995年9月23日

「「空と雲」だけ」君を忘れない(1995) 777さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「空と雲」だけ

2025年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

映画館で予告編を見て、スクリーンいっぱいに「空と雲」の映像が映り、他は
出演俳優の氏名だけ表示
その「空と雲」の映像を観たいが為に、劇場に行った… なぜなら俺は
「空と雲」を見るのが好きだから
まず、松村邦洋の「水を飲んだだけで太る体型」となっているが、水はカロリーが
ゼロなので、水だけでは太らない
ゼロ戦特攻兵は、全て坊主刈りと伝えられているが、長髪でも問題はなかった
しかし、木村拓哉が一番のロン毛であった様な、あそこまでの長髪は無い
つまり「水太りの松村」「超ロン毛のキムタク」など、戦時中にはありえない
リアリティー以外でも、ある映画評論家が言っていた「人間が描き切れていない」と
いうのに同感で、一番特攻兵としての度胸が据わっている男が、実は
お婆ちゃん子で婆ちゃんに抱き着き泣いて、子犬を拾って育てるという…
体も口調も強い男が、実は心が小さいというのが、婆ちゃんや子犬とかの
陳腐な表現以外は、無かったのか… 確かに、人間が描き切れていない
同じゼロ戦特攻映画なら、山崎貴監督の「永遠の0」を、お薦めする…
確かに、そっちの映画の方が人間は描かれている
俺は男だから、主演がイケメン俳優勢ぞろいとか、何も興味が無くて
期待通り「空と雲の映像」が美しかったというだけで、この★を付ける

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777