機動警察パトレイバー the Movieのレビュー・感想・評価
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終わりなき日常の内破
平成が幕開けた1989年に公開された作品。うる星やつら的なノリと攻殻機動隊的なカオスが折衷した世界観。30年以上も前にウィルスプログラムによる大規模サイバーテロを描き出す圧倒的な先見性に驚かされる。
「ビューティフル・ドリーマー」で示した80年代的「終わりなき日常の内破」というテーマを、都市論的、情報論的に展開させた作品であるとも言える。
零式が好きです。
私は、この押井氏を大事にしたいと思ったのは、零式のシーンにシビれたからです。
このロボットは、今でも賛否両論あり、私個人が自費で、ガレージキットを零式vsボクサーを二度購入し、3年前に、プロに製作依頼をした過去があるため。
あのシーンが無ければ、このキットは存在しなかったと、思います。
あのシーン、ぼくは、DVDの特報、TVコマーシャルまで映画の後、観て思いました。華があって、零式の事ですが、超必殺のような、普段見れない強さに、生きてて良かったと、スタッフ全員に言いたいです。
機械に立ち向かう人類の知恵と勇気
作業用レイバーがコンピュータウィルスによって暴走し始める。台風が海上プラント通称方舟に影響を及ぼして、8,000台のレイバーを暴走させるテロリスト帆場暎一(エホバ-ヤハウェ)。
1989年とは思えないほど2016年でも現代的なテーマを扱ってて見れる作品。各登場人物がそれぞれの立場で緊急事態に適材適所の働きをする過程が丁寧に描かれてる。
89年の作品が世紀末を描く
アニメの絵柄で懐かしい。
零式イングラムが格好良い。
後藤さん渋い。
精神的にお返ししますよ
自重、自重。
ゼロハンって久しぶりに聞いた
無理したんでしょうね。
押井さんが無理をして売れ線にしようとしてるのがひしひしと伝わって来ました。途中挟まる東京の情景描写のみのカットやオープニングカットなどなど、所々隠しきれてないのがよくわかります。
「2」で目一杯やったからいいんでしょうかね。
色褪せない傑作
コンピューターウイルスを題材にした作品。
この時代に、このような内容のストーリー展開はすごいと思いました。
警察の立場というリスク(リスクという表現は違うかな?)を乗り越える頭脳戦、ゆうきまさみさん作り上げた個性的なキャラクターが暴れまわるアニメの傑作だと思います。
ドラマがなく徒にストーリーを追ってしまっている。
わたしは駄作を見てしまうと、怒りがこみ上げてくる性質なのですが・・・この映画はどちらかというと腹が立ちました。
前評判が良すぎたせいかもしれません。
コンピューター暴走ネタの作品でこれの類に入る一番古いものは
ウォーゲーム
です。この作品や、サマーウォーズをみても、その点で新しいとか感じることはありませんでした。また、コンピューターの暴走というネタでいくと、かの有名なキューブリックの作品や、ブリンナー主演の異色西部劇があります。
主人公たちの敵がハッキリしてないので見ていてもイマイチ興奮できませんでした。具のないカレーライスを食って腹が膨れてしまったような感覚です。
でも、まるっきり駄作でもないと思います。押井守監督の次回作に期待します。
問題意識含めて全く色褪せていない作品。
『1980年代に予想されていた10年後』を描いた本作シリーズ。
私は漫画から本シリーズに入りましたがその世界観、キャラクター、機体に魅せられOVA、TVアニメ、劇場3作品、SFソフト、小説…と色々なメディアミックス作品を渡り歩きました。
非常に好きなシリーズです。
で、劇場1作目の本作。
主人公達が駆け回り、苦悩し、活躍する。
パトレーバーと暴走レイバーが派手に格闘する。
そして、帆場の捜査を通じて変化する東京、取り残される東京が描かれる。
笑って、アガって、考えさせられる。
そして劇中の音楽も格好いい。
最高です。
2013年の今観ても全く色褪せていません。
今回、劇場の大きなスクリーンで観る機会に恵まれて非常に良かった。
2014年に実写版公開予定ですが個人的には本作で取り扱ったHOS事件か廃棄物13号を取り扱った派手な映画にしていただきたいものです。
今夏公開予定の映画「パシフィック・リム 」みたいな映画にしてくれれば嬉しいんですが…ならないだろうなぁ。。
本作はオススメです。
最高のSFエンターテイメント。
多分、押井守監督の最高傑作でしょう。
20年以上先を見据えた鋭利な先見性と、それに逆らうアナログ人間たちの「知恵と勇気」の奮闘が、ギャグを交えて存分に発揮されています。
古い話で恐縮ですが、「交渉人真下正義」はこの名作の丸パクりです。
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