機動警察パトレイバー the Movieのレビュー・感想・評価
全52件中、21~40件目を表示
もっと早く見ておくべきだった!
パトレイバーの存在は当時から知っていました。
コミックを読んだのもあって、
わざわざ映像まで見なくていいかな、
押井さんワールドはコアすぎるのでそこまではいいかな
って思ってみてなかったんですが、どっこい!
映像はコミックとは別世界線で別話満載。
劇場版はさらによく練ったシナリオと作画、
テレビ版だけじゃなくコミックにも細かい伏線を張ってて
あーこのワイヤーはあれね、とか世界がつながってるのを感じて
面白かったです。
生涯一度は見ておくべき作品。
毛嫌いせずもっと早くから見ておけばよかったと、
ちょっと後悔しています 笑。
バブルで消えていく風景への哀惜と破壊願望
1 作品の背景となる高度経済成長とバブル景気
1)日本経済は1950~1970年代の高度経済成長で敗戦から立ち直り、1968年には世界第2位の経済大国にのし上がる。1951年生まれの押井守は、幼少年期から青春期までずっと高度経済成長とともに生きてきたことになる。
70年代までの日本は高層ビルと木造長屋が共存する、経済成長による歪みを絵に描いたような風景が存在し、その具体例は本作でレイバーが暴走する浅草が木造平屋住居だらけなのに対し、千代田、新宿などに高層ビルが建ち並んでいるシーンに表れている。
2)1985年にプラザ合意が締結されると、この風景は大きな経済の嵐に晒される。急激な円高に対応する経済対策として公定歩合が大幅に引き下げられた結果、余剰資金が輸出から国内市場、とくに株と土地に流れ込み、広範囲かつ暴力的に行われた地上げにより、都市部の古い街並みはあっという間に潰されてはビジネスビルや高層マンションに変貌してしまう。
高度経済成長とバブル景気の大きな違いは実需を伴うか否かで、実際の土地需要とは無関係に地上げされたから、都市部のあちこちには櫛の歯が抜けたようにぽっかりと空き地が出来て異様な景観を呈することになった。伊丹十三「マルサの女2」は、この間の経緯を詳細に描いている。
2 失われていく風景への哀惜
幼少年期から慣れ親しんだ生活風景を地上げによって奪われた押井が何を思ったか。その答えが本作である。
バブル景気の中で失われていった風景が、この作品には哀惜とともに描かれている。言うまでもなく松井、片岡両刑事が帆場の足跡を辿るシーンの数々がそれで、例えば御茶ノ水駅から望む神田川流域や、万世橋交番、同潤会アパート、江東、台東区辺りのウォーターフロント地域の時代錯誤のようなボロ家屋や、水はけの悪い土地などである。
押井はインタビューで、本作の最大の山場がこうしたシーンだと述べているが、それは「本作のテーマがバブル経済批判にある」と説明したに等しい。
松井と後藤の対話シーンはその感慨深い解説となっているので、ここに引用しておこう。
〈松井:それにしても奇妙な街だな、ここは。あいつの過去を追っかけてるうちに、何かこの時の流れに取り残されたような、そんな気分になっちまって…。
ついこの間まで見慣れてた風景があっちで朽ち果て、こっちで廃墟になり、ちょっと目を離すとさっぱり消えちまってる。それにどんな意味があるか考えるより速くだ。ここじゃ過去なんてもんには一文の値打ちもないのかもしれんな。
後藤:たちの悪い冗談に付き合ってるようなもんさ。帆場の見せたかったものって、そういうことなのかもしれんな。〉
3 バブル経済を謳歌する社会への憎悪と破壊欲求
失われていく風景を哀惜する気持ちの裏側には、自分の生まれ育った風景をただ余剰資金があるというだけの理由で破壊したバブル景気を憎み、再開発された街並みをすべて灰燼に帰したい、という心理が潜伏する。それが帆場の犯罪動機であり、それはそのまま押井の制作動機であろう。
後藤が帆場の心理を推測して、「あいつはこの街に住む人間すべてを嘲笑しながら跳び下りたに違いない」と述べ、南雲隊長から「帆場の話をする時、とても嬉しそうな顔をしている」とたしなめられるシーンは、それを代弁したものだ。
4 補足:聖書の引用について
本作にはいくつか旧約聖書からの引用が見られる。『天使のたまご』や『攻殻機動隊』ほど重要な位置づけがされているわけではないが、簡単に触れておこう。
1)創世記第11章
〈去来我等降り彼処にて彼等の言葉を淆し互いに言葉を通ずることを得ざらしめんと エホバ遂に彼等を彼処より全地の表面に散したまひければ彼等邑を建ることを罷たり 是故にその名はバベル(淆乱)と呼ばる〉
エホバは人間を世界のあちこちに散らしたかったが、人間はひとところに集まって町と塔を建て始めた。それができるのは人間の話す言葉が一つで意思疎通できるからだと、エホバは言葉を乱して話が通じないようにしたというバベルの塔のエピソード。
作品ではレーバーを暴走させコントロールできない状態にすることの比喩となっている。
2)詩篇第18篇
〈エホバは天をたれて臨りたまふ その足の下はくらきこと甚だし>
ダビデが敵に取り囲まれて救いを求めたところ、エホバは天から降りてくるのだが、周囲は闇に閉ざされていたというもの。
神を気取る帆場がバブル経済の闇を糾弾した文句である。
3)神の名称について
神の名の発音は聖書の書かれたヘブライ語の変遷とともに失われ、正確なところは分かっていない。現在は「ヤハウェ」と呼ぶ学説が支配的らしいが、日本では「エホバ」の訳語で広まった。
帆場が「エホバ」の語が誤りと知って狂喜したのは、聖書の言葉がまさに自分一人のために書かれたと感じられたからだろう。
レイバーの歩いている未来
社会派リアルロボット映像作品の最高傑作、パトレイバーの劇場版一作目です。
東京という特殊な巨大都市、人々が生活するそこを我が物顔で歩くレイバーとその操縦をする肉体労働者たち。
そしてレイバーを凶器に使った犯罪を取り締まる特車2課第二小隊も、実にリアルに描かれ、優れた警察モノでもある本作。
子供の頃夢に見た、巨大人型機械と隣りあった世界がここにあります。
主人公たちの生々しい言動も、この世界が本当にあるとこちらに語りかけてくる幸せ。
ゆうきまさみや出渕裕、伊藤和典、高田明美といった当時随一のクリエイターたちのアイデアを、押井守というニヒルなリアリストが油汗しぼって整えた楽しくもリアルな近未来世界。
今に至るまで、他を寄せつけぬ圧倒的リアルさの、社会派ロボットSFの金字塔です。
劇場で見れる日が来るとは思っていなかったのです
公開当時はおそらくまだ映画館に行ったこともなかったはず。
その後この作品と出会い、何度見たか覚え切れないほど。
映画館でいつか見てみたいな。でも叶わないだろうな。もう自分で映画館をやるしかないな、なんて妄想に耽ったもの。
それが劇場で観れると言うことだけで、本当に心の底から嬉しいのです。
ジブリ然り、AKIRA然り、ありがたや。ありがたや。
リバイバル上映
ビデオや円盤で何度も観た作品だが、映画館でリバイバル上映されたので大きなスクリーンで鑑賞してきた。
1988年というコンピューターが少しメジャーになってきた時代にコンピューターウイルス犯罪をリアルに扱った作品ということで今でも色褪せない内容です。また、大きなスクリーンでも見応え十分な絵の綺麗さは改めてすごい映画だった。
押井守映画の中でもかなり好きな作品です。
4DX最高の映画
劇パト1のオープニングを4DXのプロモーションムービーにすればいいと本気で思うくらい相性のいい映画です。
ストーリーは何十年前の映画なのでわざわざ書きませんが最高
最後が台風の中での戦
そして4DX
もう興奮しかないでしょ!
もし4DX再公開なら絶対観に行った方がいいですよ!
歴史的な偉業
全く古びていない
むしろ1989年に本作をよくぞ作れたものだと驚いてしまう
押井守監督の感覚は20年も30年も先行していたのだ
本作の成功があったからこそ、
そして日本のファンが熱狂的に支持したからこそ、押井守監督は次の攻殻機動隊に進めたのだ
押井守監督の恐るべき才能こそ幾重にも賞賛されるべきだが、あわせて、その日本のアニメファンの目の確かさ、先進性こそが誇らしいことかも知れない
さらには本作や攻殻機動隊に刺激を受けたから
こそ、庵野監督はエヴァンゲリオンを踏み出せたのだ
この道を切拓いたのは押井守監督の本作だ
正に偉業だったのだ
30年ぶりに鑑賞 4DXに合っている
久々に鑑賞
押井監督なので、30年前に想像された近未来をうまく表現していて、遠く設定年月過ぎた2020年でも色あせない。
そして、何より4DXとの融和が素晴らしい。
4DXで見事に現代でも通用する映画となってます。
パトレイバー好きなので、バイアスかかってますが、御容赦を(笑)
でも、体験して損はしませんよ^_^
娯楽の王道、いつまでも古びないマスターピース
●4DXとの相性は最高。海と雨のシーンでは風と水に濡れながらで臨場感抜群。
●ヘッドギアという他のメンバーがいるおかげで、押井守が暴走せず良い仕事をしている。
●OSに仕掛けたウイルスによる暴走。パソコンが普及していなかった1989年の段階で、この先進的な設定は素晴らしい。
●パトレイバーの劇場版は他の作品は好き嫌いが分かれるけど、1は誰もが納得できる面白さではないでしょうか。個人的には2も大好きですが。
4DXじゃなくても。
個人的にオリジナルストーリーの中で最強アニメだと思う。
オリジナルが公開された時代なんか、コンピューターウィルスなんてあまり聞かなかったしね。
近い未来、「このような問題が起こる。」
警告的な内容には、「アニメなのに中々深みがあるもんだ。」なんて思えた。
とは言え、初めて見たのが、WOWOWで放送された劇場版一挙放送なんだが。(笑)
まぁいいや。
音楽がリミックスされたのはしょうがないが、公開バージョン見た事ある人間からしてみれば、『AKIRA』同様、多少残念。
何だか違和感があった。
それともう1つ気になったのが、セリフが聞き取りにくい部分が何箇所があったかな。
こんな感じか。
4DXはいいが、ラストって、台風の中の戦いだったんだよね。
ここだけは忘れてて、天井及び前席からの水攻撃が結構苦戦した。
まぁ、4DXの環境であまり鑑賞していないからかもしれないが。
でも、4DXに拘る必要も無いかと思えた。
『AKIRA』みたいな、IMAXや4Kリマスターでもよかったような。
4DXとの相性抜群...!!
平家ばかりの東京なんていつの時代でしょうか...笑
ロボットアクションの中ではサイズ感もシステムもかなり身近に感じやすいパトレイバー
東京湾での作戦での悔い無き選択、リスクなんてお構い無し。
終盤のテンションが物足りないと感じるのは仕方ないとして割と楽しめた...!!
悲願達成
OVA、テレビシリーズ、全部観ましたが、この劇場版を見逃したのは悔いが残りました。なんせキネマ旬報読者の部でベストテンに入りましたからね。ビデオ、テレビ放送見るたび「劇場で観たい!リバイバルしないかな」と思い続けて30年ついに悲願達成、しかも4DX。満足満足。この映画の好きなところはエンディングへの入り方、ミッション終了後の健闘を称えあったり、反省会的なシーン無しでいきなりエンドロールへ、これがいい!
シズル感溢れるサウンドの再現が印象的、30年の時を経ても色褪せない異色の名作
1999年、人型作業ロボットの工事用レイバーが建設作業に従事している大規模開発計画“バビロン・プロジェクト”が進行中の東京湾。富士山麓で自衛隊のレイバー試作機が無人で暴走、都心部でも工事用レイバーの暴走が多発したことから警視庁特車二課が捜査を開始。暴走事故の発生がレイバーに新規導入されたばかりのオペレーションシステム、HOSが怪しいと睨んだ篠原遊馬だったが、HOSの開発者だった帆場はバビロン・プロジェクトの中心施設“方舟”から投身自殺を図っていたことを知る。
そもそもコミックもOVAも知らないのですがそれでも全然鑑賞に支障がないくらい丁寧かつ簡潔に登場人物を描いていてストーリーにグッと引き込まれます。ロボットアニメなのに戦闘シーン自体は相当控え目で、尺の大半を占めるのが犯人が故意に遺したエビデンスを淡々と拾い集める捜査劇。今の時点で観てもいかにも押井守的な演出、爽快感と絶望感を同時に提示する予定調和を拒絶した展開が『シン・ゴジラ』に大きな影響を与えたであろうことがよく解ります。公開当時にはまだまだ色濃く残っていたであろう昭和の残り香がしっかり刻まれているのも印象的で、ストーリーとは全く関係なくノスタルジーが掻き立てられます。
今回の再上映は4DXというのがウリですが、そちらよりも先にハートを鷲掴みにされたのは音響効果。昔VHSで鑑賞した時のようなこもった感じが一掃されて80‘s特有のシズル感溢れるシンセサウンドが非常にクリアになっていてタイムスリップしたような感覚をまず耳から味わえました。もちろん4DXの効果は絶妙で、ストーリーへの没入感をスムーズに増幅してくれます。ただ雨のシーンが多いので肌の露出が多い服装で鑑賞すると肌寒く感じてしまうかも。雨合羽着用でもいいくらい水を浴びますので予め覚悟が必要。水の噴射は各自座席でオフに出来ますがそこはしっかり堪能したいところ、メガネの着用は出来れば避けて長袖のシャツを羽織っておくといいでしょう。ドリンクを持ち込む際には上映前に3割くらいは飲んでおかないと座席の振動で溢れかねませんので要注意。私はホットコーヒーのトールサイズを持ち込みましたが、冒頭で膝にブチ撒けてしまいました。
結果としては大満足。この勢いで3作目の『WXIII 機動警察パトレイバー』まで4DX化してもらいたいです。
大迫力の4DX
1989年の初公開時に2回、2019 年の30周年記念上映1回に続き、4回目はサウンドリニューアル4DX版。
内容的には、後藤隊長と遊馬の会話が、のちに『踊る大捜査線』に大きな影響を与えているな、と感慨に浸りつつ。
音の面は戦闘シーンがクリアなのと、音楽がよかった。
4DXは水しぶきがすごかった。
自分の席の水を手元のスイッチでカットしても、前や横の席から次々と水が攻めてきて、気分は方舟パージ!
大迫力で楽しめました。
内容が非常にシステムと相性がいいし、揺れるシーンの椅子の演出も上手いと思うので、パトレイバーファンは一度体験しておくとよいと思います。
4DXで蘇った、押井エンタメの一つの到達点
31年前に劇場で出会い、その後VHS→DVDと購入して何回となく繰り返して観たこの作品が、コロナを乗り越えて再び劇場にかけられる日がやってきた。
スクリーンの前に集まるのはもちろん当時からのファンばかり…かと思いきや、そのジュニア世代を引き連れたパパも多く、シネコン自体は日曜でもまだまだ閑散としているが、このスクリーンだけはほぼ満席。
ありがとう。我ら世代の伝道師たち。
4DXの演出は…まあ、文句言い出せばきりがないけど、これはこれでいい。
特に方舟への出動シーン以降。雨と風と揺れはすごく効果的に機能していて良かった。まさに胸熱。
(ただ、顔に直接吹き付ける水の量は…ちょっと多すぎませんかね?ラストの嵐ではもう寒くて…)
作品を観ながら、次の展開はもちろん、セリフや音楽もほぼ頭の中でトレースできる我々ファンが、やはり当時と同じ様に引き込まれてしまう。
この31年の間に、当然数えきれない批評や作品分析が行われ、スタッフの方へのインタビューや回顧録がたくさんあるので、今更、しがないいちファンの私が言うこともないが、「銃火器」「旧約聖書」「鳥」「記憶」…やはりここで押井監督のエンターテイメントが一つの到達点を迎えていたんだと再認識した。
…いや、そんな偉そうな話じゃない。
「私はこの作品が大好きだ」ということを再認識した、って話。
作品をかつて楽しめた方は、あらためてまた劇場で堪能して頂きたい。
傑作!!
SFアニメの金字塔。
それ以外の形容詞が見つからない。まさに傑作。
公開されたのは1989年。なんと30年前。
本当にびっくりです。古さを感じさせない。
初めて観たのは、たしか中学生のときだったかな?
本当に感動しました。練りこまれたストーリー、キャラの魅力、音楽の素晴らしさ、観終わった後しばらく余韻が消えなかった。呆然とした記憶がある。それから30年、何度見返したことか。。
この作品で押井守監督が大好きになり、その後監督が製作したアニメ映画はすべて観ることになった。この続編の「パトレイバー2」、「攻殻機動隊」や「イノセンス」などのちょっと暗い雰囲気の作品も好きなのだが、エンタメ作品としては押井監督の文句なしNo.1の作品。何度観ても楽しめます。
ちなみに、今回は映画館で視聴。
コロナの影響で映画館が数ヶ月閉鎖になっていたけど、7月くらいから新作ではなく古い作品をリバイバル上映してる。その1作品として4DXで上映されている。
この作品は4DXで観るにはちょうど良い。
雨や嵐のシーンが結構あるので。水しぶきが凄かった(笑)今まで何度も観てるけど、もちろん4DXで観たのは初めて。これはこれで新しい楽しみ方かな?何度も観てる人でも、結構楽しめます。
まだ一度も観たことはない人は、まずテレビ版のパトレイバーを観るべき。キャラの関係性がわからないと物語に入り込めないので。今ならHuluで観れます。OVA版まで観るとさらに楽しめると思います。
その上でこの作品を観てほしい。
もう30年も経つのかと思うと感慨深い。
今後自分が死ぬまでに、まだまだ何度も見返す作品。
一生の内に、そんな作品にそう何度も出会えるものではない。
出会えた幸せに感謝したい。
本当にそう言える、稀有な作品だと思います。
名シーンの多い、秀作です。
架空の世界。コンピューターウィルスを用いたテロを防ぐために、パトレイバー隊員が活躍する物語。
パトレイバー隊員が活躍する近未来アクション映画です。
特にクライマックスのアルフォンスの闘いは秀逸です。「丁寧さ」、「精密さ」、「迫力」、「緊迫感」。台風一過の日の出も印象的な名シーンです。
この映画はストーリーも、映像も凄く良いのですが、印象的なシーンが多い作品でもあります。
例えば、出動準備のシーン。大規模テロを防ぐ責任と自負、失敗した時の不安、危険に直面する恐怖、そして近づく大型台風。効果的なBGMをベースに、隊員達の「高揚する気持ち」が描かれます。
例えば、中盤で刑事が寂れた街を歩くシーン。セリフ一つなく、淡々と再開発される直前の街並みを映します。社会の無常を効果的に映し出されていて切なくなります。
徐々に小難しい映画ばかり作り始める押井監督ですが、この作品は万人に紹介できる良作だと思いました。
全52件中、21~40件目を表示