きつね(1983)のレビュー・感想・評価
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「春別へ行くのは死んでも、もう嫌だ」
岡林信康って言うから歌を歌うのかと思ったら、現在ではちょこっと不味い妄想映画になっちまう。
エキノコックスって実際の病気だけど、キタキツネに噛まれただけでは発症しない。
まぁ、哺乳類は触らない事が大事。
噛まれれば、狂犬病、破傷風などなど、
致死量100%に感染する可能性もある。
高校一年の時に友人に勧められて「金色のライオン」の「ホビット」が好きになった。
勿論、こんな映画あった事は知らなかった。中村とうよう先生が「演歌から岡林信康がフォークへ戻る」って言っていた。そんな嬉しい思いがぶっ飛んでしまう地雷映画。
エキノコックス!
冒頭、ギターの代わりにライフル銃を持ってる岡林。キツネを怖がる万耶(高橋)だったが、ライフル銃を持ってる男に対しては恐怖心もない。 途中、網走で行われるオロチョンの火祭りの映像が挿入されるが、これはもっと見たいところだ。
恋のライバル登場。以前から関係があったと思われる、人妻の友紀(三田佳子)だ。なんとか緒方(岡林)の気をひこうとする万耶。大人っぽい化粧をして緒方の仕事の邪魔をするシーンは心理描写が見事。しかし、二人の演技はどちらもまずい。
中盤、保養先から病院へ。いきなり肝臓の手術を受けていた万耶。病名も知らされてなかったが、知り合った医療機器屋の青年と知り合い、彼の知り合いによって自分の病気を知ってしまう。病院で友だちになったじいちゃんも死んでしまい、死ぬことの怖さが伝わってくる。吹雪なのに万耶は緒方の元へ・・・そして「私が好きならキツネを撃って」
さすがに14歳の少女をフルヌードにすることはなかったが、イメージ映像としてのセックス描写で我慢してもらおうといったところか・・・てか、フルヌードの映像があったらやばいか(笑)。
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