きつね(1983)

劇場公開日

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解説

不治の病に冒された14歳の少女と、35歳の低温科学者との恋を北海道の根釧原野を舞台に描く。脚本は「震える舌」の井手雅人、監督は新人の仲倉重郎、撮影は「凶弾」の坂本典隆がそれぞれ担当。

1983年製作/104分/日本
配給:松竹

ストーリー

初夏の根釧原野。霧に閉ざされた森の中で、この道東の研究所に派遣されていた大学の低温科学者緒方は、14歳の少女万耶と出会った。万耶は父親がなく、体が弱いため、独り保養に来ているのだった。夏休みになり、学生たちが帰省したので、緒方は万耶のいるホテルに移った。ふたりで楽しい時を過ごす緒方と万耶。だが、夏休みも終りに近づいたある日、緒方の愛人友紀がたずねてきた。友紀は人妻で、彼女とのスキャンダルが緒方の昇進を妨げている。万耶の胸に生まれて初めて嫉妬の炎が燃え、少女から恋する女に変わっていく。化粧をして研究所に緒方をたずねた万耶は厳しく彼の不純を責めた。そして、友紀と別れた緒方がもどってきた宿に万耶の姿はなかった。秋、万耶は肝臓の手術をし、病院に入院していた。彼女は知り合いになった配達員の青年にカルテを調べさせ、自分の運命をさとる。病名、エキノコックス症。野性のきつねが媒体となって、人間に寄生する幼虫が体内に致命的な巣をつくってしまうのだ。初雪の降った朝、万耶と親しかった老人が息を引きとり、万耶ははじめて死の恐怖におそわれる。研究所に冬ごもりしている緒方は、根釧原野のブリザードの吹き荒れている日、雪嵐の中から現れた万耶を見つけ驚愕する。万耶は自分の病気のことは隠し、緒方に「私のために、流氷に乗ってくるきつねを撃って」と頼む。緒方は凍てつく流氷原へと向かった。流氷の上にえさをまき、きつねが現われるのを待つ緒方。彼は「きつねなんか来なくてもいい、久しぶりに万耶のおかげでこんな真剣な気持ちになれた」と言う。しかし、とうとうきつねは現われ緒方に射とめられた。その尻を優しく撫でる万耶。その夜、万耶は緒方に抱かれる。次の日、万耶は家に帰ると言いだし、二人は「春休みにまた会おう」と駅で別れた。そして、後日緒方は万耶の死を知らされ愕然とする。万耶の告別式で緒方は万耶の友人から自分宛の手紙をもらう。それには、「万耶は緒方さんに会えて幸福だった」とあった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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映画レビュー

2.0エキノコックス!

kossyさん
2019年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 冒頭、ギターの代わりにライフル銃を持ってる岡林。キツネを怖がる万耶(高橋)だったが、ライフル銃を持ってる男に対しては恐怖心もない。 途中、網走で行われるオロチョンの火祭りの映像が挿入されるが、これはもっと見たいところだ。

 恋のライバル登場。以前から関係があったと思われる、人妻の友紀(三田佳子)だ。なんとか緒方(岡林)の気をひこうとする万耶。大人っぽい化粧をして緒方の仕事の邪魔をするシーンは心理描写が見事。しかし、二人の演技はどちらもまずい。

 中盤、保養先から病院へ。いきなり肝臓の手術を受けていた万耶。病名も知らされてなかったが、知り合った医療機器屋の青年と知り合い、彼の知り合いによって自分の病気を知ってしまう。病院で友だちになったじいちゃんも死んでしまい、死ぬことの怖さが伝わってくる。吹雪なのに万耶は緒方の元へ・・・そして「私が好きならキツネを撃って」

 さすがに14歳の少女をフルヌードにすることはなかったが、イメージ映像としてのセックス描写で我慢してもらおうといったところか・・・てか、フルヌードの映像があったらやばいか(笑)。

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kossy
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