「団塊世代の消長が新宿西口の建て替えという形で制作陣が全く意図していないのに結果としてそういう映画になっています」喜劇 初詣列車 あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
団塊世代の消長が新宿西口の建て替えという形で制作陣が全く意図していないのに結果としてそういう映画になっています
喜劇 初詣列車
列車シリーズ第3作というか最後の作品
タイトルに関わらずあまり正月らしさはなく正月に観ても肩すかしです
寅さんシリーズが正月光景を良く撮影しているのとは大違いです
お話も大して面白くもありません
列車シリーズも本作で最後になるのも仕方ないなという作品です
見所は中盤に登場する新宿西口ロータリー からのシーン
ロータリーは1966年11月に完成したばかり
背後にそびえる小田急百貨店は同年6月の開店
今は建て替え工事中で何にも無くなっています
高層ビル群はどれもまだ建設前で1 棟も建っていません
そんなエネルギー溢れる新宿の若者文化を撮影しているシーンが一番の見所です
団塊世代の消長が新宿西口の建て替えという形で制作陣が全く意図していないのに結果としてそういう映画になっています
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