喜劇 初詣列車のレビュー・感想・評価
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【「東映列車」シリーズ第3弾。ドタバタ色が強くなり、お色気色も強くなり。昭和中期の若者文化も盛り込んでるのかな?】
ー このシリーズは、渥美清さん、佐久間良子さんが連続出演しているが、役柄が夫々変わっている。
だが、若き佐久間良子さんの突出した美しさがシリーズを牽引したのは間違いないであろう。ー
◆感想<Caution!内容に全然触れていません!>
・無茶苦茶若い中村玉緒さんや、小松政夫さんに吃驚し、昭和の若者文化で良いのかな?ヒッピーとか、ゴーゴーダンス・・で良いのかな?や前衛的な絵画制作シーンが出てきたり、昭和40年代の前半ってそういう時代だったのかな?
・一番驚いたのは、このシリーズの監督である瀬川昌治さん、今作公開の昭和43年にナント6本も映画を公開しているのである。
どういう仕組みで映画を作っていたのだろうか。休みなしだったのかなあ。
<このシリーズも今作がラストだったようである。何となく分かる気がする作品ではある。序でに言うと、映画の入場料って幾らだったのだろう・・。>
新潟行き(?)の急行で小学校5.6年で湯沢へ行った。 映画のプロロ...
新潟行き(?)の急行で小学校5.6年で湯沢へ行った。
映画のプロローグ場面が混んだ急行だったが、我が家族はその急行に乗ってスキーへ行った。場所は同じ湯沢。混んでいたので、我が亡父は家族を口実に周りの若者と喧嘩をしていた。僕はそれが嫌だった。中学生になる迄連れ回されたが、僕はスキーが嫌いになった。
途中、柳小路が出てくるが、当時フーテンのたまり場だった、西荻窪の柳小路てある。永島慎二先生の『フーテン』と言う漫画を読むとハイミナールの逸話は沢山出てくる。
つまり、ジャパニーズカウンター・カルチャーの時代。芸術は退廃的に花が咲いていた。
神武景気はうなぎ登りだが、経済は東京オリンピック後で急進力を無くし、反ベトナム戦争や反安保闘争と言った若者の反体制運動とあいまって、混沌を極める。
そして
この初詣にタンカバイを倡えるのが、フーテンの寅なのである。
ここに登場する『イカス若者』達は団塊の世代である。やがて近未来にその団塊の世代が消えて、我々が認知症になれば、こう言った文化があった事を知る者は誰一人いなくなる。
この時期は日本文化の頂点であり、本当の退廃に向かう魁の様な時代で、大変に重要な時代だと感じている。それを今の若者に伝える世代が我々の役目かと感じる。
今年もよろしくお願いします。
純情な国鉄マン‼️
シリーズ第3作‼️今回は幼なじみの美人芸者の弟を探すことになる主人公‼️妻や弟をはじめとする周囲の人々を巻き込んでの大騒動‼️弟が入れ込んでる芸術や音楽、ヒッピーなシーンのシュールな笑いがイマイチですが、それ以外は安心して観れる昭和の人情喜劇‼️今回、マドンナの佐久間良子さんは、渥美清さん扮する主人公のことを好きなんだと思う・・・。
1=渥美清が真面目な男の役 → 小生は、この方が安心して観れるの...
1=渥美清が真面目な男の役
→ 小生は、この方が安心して観れるので良い
2=渥美清が主演なのに、松竹でなく東映
→ 昔は、東映に主役で出演してたのか へえー
3=昭和43年頃は、街も、人も、確かにこんな感じだった
→ それと混雑列車内でも検札あった 懐かしい
4=昭和40年代は、小生も若かったが、
街全体、国全体が、今より活気があって良かった
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