劇場公開日 1974年1月26日

「華麗なる生活はいいんだけど、預金の金利つけてくれ~、できないのなら、貸出金利もなしにしてくれ~。」華麗なる一族 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0華麗なる生活はいいんだけど、預金の金利つけてくれ~、できないのなら、貸出金利もなしにしてくれ~。

2014年2月16日
PCから投稿

興奮

知的

難しい

銀行合併と、それにまつわる女性の戦いみたいなものがテーマらしんだけど、銀行の合併も女性の戦いもよくわからなかった。

わからないんだけども、こういう世界もあるのか、(あったのか?)と興味深かった。

華麗なる生活しようが、妾何人持とうが、合併して企業規模を拡大しようが、天下りを受け入れようが、(これはちょっと問題かな?)別にいいんですけど、横並びのゼロ金利(実際はほんのちょっとあるけど・・・)ではなく、もうちょっとまともな金利つけてほしいような気がしました。

基本的にフィクションで、今もこういうことがあるのかどうかよくわからないけど、この映画を見ているとどうしても現在の銀行家の方に言いたいことが出てくる。

預金金利つけてくれ~。

つけられないのなら、貸出金利もなしにしてくれ~。

預金で、日本の赤字国債買うのやめてくれ~。

法人税、払ってくれ~。

貸し渋り、貸しはがしをやめてくれ~(byハゲタカ)。

いざとなったら、預金者や貸出先を人質にすれば、国が助けてくれるからと、無茶するのはやめてくれ~。

時代的にちょっとずれているし、何か古い感じはするんだけど、その時代の雰囲気みたいなものが映像に入っていて、現在と比較しながら見ていると、すごく刺激を受けて面白い、不思議な映画でした。

Push6700