「最近ミャクミャクが好きになったしまった人のレビュー」ガメラ対大魔獣ジャイガー Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
最近ミャクミャクが好きになったしまった人のレビュー
EXPO2025こと“大阪・関西万博”の公式キャラクターが、赤と青で目が五つある「ミャクミャク」。最初見た時は「怖い」と思ったし、ヴィランっぽいと思っていて憎たらしかったが、ついに嫌いが好きに転じてしまった。こうなるとキャラクターグッズも欲しくなる性格で、嫌悪していた“大阪・関西万博”に興味が沸いてしまい、ある意味まんまと罠にハマったなと自覚している。
ガメラのフィギュアもひとつくらい欲しい。いろんなデザインのガメラがあってどれにしようか迷っている今日この頃、1970年3月15日からに開催された日本万国博覧会を舞台にしたガメラ映画をHuluで発見したので視聴。
オープニングテーマも高度成長期の昭和時代の明るさがあり、特撮シーンはティム・バートン監督作品のような手作り感で愛せる。しかし、一部の子どもたち(3人)の「ガメラー!がんばれー」、「ガメラー!逃げてー」などのセリフで視聴者の氣持ちを誘導するかのようであざとさを感じるのだが、まんまと楽しく視聴してしまったのだった。
こんな子ども騙しの作品に対して馬鹿馬鹿しくて、くだらなくて、そもそも古くてゴミ同然などの意見も理解できるが、一周回って芸術作品だと思う。
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