劇場公開日 2025年12月5日

「北極大陸での国籍不明機の原爆の爆発により、現代によみがえった古代ア...」大怪獣ガメラ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 北極大陸での国籍不明機の原爆の爆発により、現代によみがえった古代ア...

2025年12月7日
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鑑賞方法:映画館

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北極大陸での国籍不明機の原爆の爆発により、現代によみがえった古代アトランティスの大怪獣ガメラが日本を襲撃する。

東宝のゴジラに対抗して誕生した大映怪獣ガメラシリーズ第一作。
火炎エネルギーを吸収する巨大なカメ怪獣が、手足を引っ込めジェット噴射で回転して空を飛ぶ!
なんと破天荒なアイディアでしょうか!
はやくも1作目にして「子供」を助けるシーンがあり、この後本シリーズの特色になります。
しかし、子供相手はそのシーンぐらいで、他は至極まっとうでストレートな怪獣映画です。
モノクロではありますが、スケールの大きい都市破壊の特撮シーンは見所です。
特に原子力発電所、東京タワー周辺のミニチュアは壮大で素晴らしい。
昭和ゴジラがスルーしていた(「ゴジラxモスラxメカゴジラ東京SOS」で初めて放射能熱戦で破壊)東京タワーも、ちゃんと破壊してます!
また、対抗する軍の作戦も面白い。
そして、何と自衛隊では、冷凍爆弾を開発していたのです!
さらに、ラストのあまりにも唐突で、スケールのでかい大作戦は、急あつらえにしては大規模すぎる!
教授を演じた船越英二、吉田義夫、左卜全などの出演も印象的です。

ITOYA
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