劇場公開日 1985年2月16日

カポネ大いに泣くのレビュー・感想・評価

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3.0清順節

2021年6月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

昭和初期、浪曲師(萩原健一)と三味線(田中裕子)のカップルは、故あってアメリカはサンフランシスコに逃げる。
当然受けるはずはなく、乞食と女郎になってしまう。
そんなとき、シカゴのカポネは西部進出を図り、弟を送り込んでくる。
日本人ギャング(沢田研二)も加わって、勢力争いは激しくなり、二人も巻き込まれていく。
監督が鈴木清順、話についていくのは諦め気味。

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いやよセブン

4.0奇妙奇天烈摩訶清順

2021年4月25日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

興奮

難しい

原作はありながらも脚本はあの"具流八郎"絡みの残党が、日活時代のギャング物から浪漫三部作「ツィゴイネルワイゼン」と「陽炎座」ましてや「ピストルオペラ」にも繋がるような映像のLookと雰囲気。

浪花節を唄うショーケンの姿が最高に格好良く、まるでここがピークとも言える発声量と歌唱力、甲高い耳障りのようで心地良い唄声、そんなショーケンの魅力が堪らない、映画史上これだけ雑に描いたアル・カポネがあるのか演じるのはチャック・ウィルソンだし!?

良い意味で反省の色はナシ、何年干されようとも自分の信念を曲げない清順美学が炸裂する、演じたショーケンですら理解困難で突拍子も無い物語展開に観ている側も混乱してしまう、若くて綺麗な田中裕子が目の保養に、ジュリーだろうとショーケンだろうとお構なしに我が道を突き進む鈴木清順にお手上げ。。。。

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万年 東一