風の子どものように

劇場公開日:

解説

ギリシャから娘夫婦のもとへ帰って来た頑固一徹でちょっと女性に惚れっぽいおじいさんが巻き起こす珍騒動を描くヒューマン・コメディ。ペーター・ヘルトリング原作「ヨーンじいちゃん」の映画化で、脚本・監督は「大阪の章二クン」「小さな家族」の瀬藤祝。共同脚本は「かげろう」の関功。撮影は須藤昭榮がそれぞれ担当。

1992年製作/112分/日本
配給:グループ風土舎
劇場公開日:1992年3月26日

ストーリー

瀬戸内海の小豆島に住む娘夫婦、木下家のもとへ、ある日突然、祖父の重幸がやってきた。ギリシャから帰って来たばかりだという重幸、周囲に気兼ねはせず、やることなすことどんなことでも子供が初めてのことに挑戦するようにマイペースで頑固、言い出したらテコでも動かない性格の持ち主だった。そんな重幸に娘の淳子を始め、家族は毎日ハラハラドキドキ。だが重幸は島の人たちにもすぐに溶け込み、街の老人や若者たちにギリシャ・ダンスを教えたり、時には街の有力者と大ゲンカをしたりと次々に騒動を巻き起こす。さらに果ては美しい老婦人・貴代と恋におちて家出。貴代の長年の夢をかなえるために、自分が住んでいたギリシャへ新婚旅行に旅立つのだった。しかし、そんな折り重幸は病に倒れ、家族と貴代にみとられて大往生。海原に沈む真っ赤な太陽のように、重幸は安らかに永眠していくのだった。

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