書かれた顔のレビュー・感想・評価
全3件を表示
日本人が撮らない玉三郎
外国人から見た玉三郎像と
日本の大御所の舞踏家たちの姿を
飾らずに映し撮った
その点で観る価値ありです。
日本人が撮るような玉三郎の美しさや芸の完璧さを捉えている映像とは違います。それを想定して見ると肩透かしを喰らいます。
舞台の玉三郎とインタビューや移動の際の玉三郎を交互に出すことで、その対比を考えさせる作りになっています。
舞台上の玉三郎は、少し翳りがあり草臥れてるかのようにさえ見えますが、現実世界の彼はエキセントリックで生き生きとしています。その対差に何を見るかは観る者に委ねられています。
杉村春子、竹原はん、女性としての演技者と玉三郎が演ずる女性も対比して描かれています。
加えて
大野一雄の観る者を射るような踊りは
ジェンダーと老いについて考えさせられる
そして『黄昏芸者情話』では
映像美と黄昏つつある玉三郎の艶やかさを
観ることが出来ます。
この監督は
老いとジェンダーを撮りたかったのではないだろうか
コメントする (0件)
共感した! (0件)
タイトルなし(ネタバレ)
クリックして本文を読む
岩波の『図書』という雑誌に紹介されていたので、観ることにしました。
※残念ながら、紹介されていた号がいつだったのかは、分からなくなってしましました。分かる方いらっしゃったら、教えて戴ければ、幸いです。
玉三郎のインタビューのシーンで、「区切られたときに役者になれるかどうか」という話が興味深かったです。私も、日々役者をやりながら生きているなぁと感じました。相手に併せて自分を変え、いつかはそれが、本当の自分になるのかもしれません。
映像も美しいです。
坂東玉三郎さんの歌舞伎の演技に主眼を当てた作品。 女形を演じるため...
全3件を表示


