劇場公開日 2000年8月12日

「生きようともがく人間は面白い」顔(2000) ezioさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0生きようともがく人間は面白い

2023年4月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

Twitterで「見ておくべき日本映画」として挙げられており鑑賞
監督の名前は知ってはいたが石井監督の爆裂都市の美術で映画界入りということで鑑賞後に少し納得

何かをきっかけに変化し、生きる上での成長は人間讃歌とも捉えられた

キャストが素晴らしく岸部一徳や佐藤浩一らは"社会的に"素晴らしい人間ではないかもしれないが非常に人間的で温かみがあった

人との関わりに知りもしない過去は必要ない
今どんな人間か、だけで充分だ
そういった意味でもこれは喜劇だった

何よりも私が生まれる少し前の映画だが所々懐かしさを感じる平成初期の風景は良いものだった

ezio