劇場公開日 1968年4月20日

「【”真夏日を凌いだ夜には、ヤッパリ雪女だね!”全国にある雪女伝説を、美しく趣高く可視化した作品。そして令和の現在、制作した際のキャスティングを考えるの巻。】」怪談雪女郎 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 【”真夏日を凌いだ夜には、ヤッパリ雪女だね!”全国にある雪女伝説を、美しく趣高く可視化した作品。そして令和の現在、制作した際のキャスティングを考えるの巻。】

2025年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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知的

■激しい吹雪の夜、雪の精は恐ろしい雪女郎となって山野を彷徨い歩いていた。
 小屋で一夜を明かす老仏師の茂朝と弟子の与作の下に小屋の戸を開け入って来た雪女郎に白い息を吹きかけると、茂朝は身体中霜に覆われ息絶えるが、与作は今日見たことを他言しないことを条件に命を助けられる。
 その後、与作の家に肌の色が真っ白な美しい女性ゆき(藤村志保)がやって来て、二人は夫婦になり、太郎を授かるのである。

◆感想

・今から60年近い前の作品であるが、作品の雰囲気、哀しいトーンの劇伴、舞う雪、吹雪の音。
 そして、藤村志保さん演じるゆきの儚い美しさと、雪女郎になった時の怖さはナカナカである。

・日本情緒もたっぷりで、非情に佳き作品である。
 アイドルホラーも勿論面白いが、別の作品のレビューにも書いたが、そろそろ怪談映画を何処かの映画制作会社は考えては貰えないだろうか。
 ヒットすると思うのだがなあ。

■キャスティング(案)

 1.与作・・・・そうだなあ。ゆきが恋する良い男で、仏師となれば、ウーム。吉沢亮さんがベストだが、お忙しいだろうしなあ。国宝も大ヒットしているしなあ。でも、ヤッパリ吉沢亮さんだなあ。

 2.ゆき・・・・となると、ヤッパリ色白で昭和美人だよな。今のアイドルさん達は皆美しいのだが、目が大きいのだよなあ。流し目が綺麗な人が良いな。ウーム。ヤッパリ、浜辺美波さんになっちゃうなあ。

<このキャスティングは、ちょっと豪華すぎるけれど、新機軸って事でどうでしょう?尺は、90分かな。変な脚色は入れずに、ストレートに作ったらヒットすると思うのだがなあ・・>

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