「舞台劇風」戒厳令(1973・日本) kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
舞台劇風
「やる前に十数えるんだ」。一面識もない朝日から遺品を受け取った北は、自分の書いた「日本改造論」に感銘を受けて届けたものと考えた。
かなり妄想に取りつかれている。世の中を変えようとする男はこういうものなのか。白黒映像のうえに、舞台風の台詞まわしのおかげで、さっぱり面白くない。もっと時代のバックグラウンドを描かないと、何が起ころうとしていたのかもわからない。この手は苦手だ。
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「やる前に十数えるんだ」。一面識もない朝日から遺品を受け取った北は、自分の書いた「日本改造論」に感銘を受けて届けたものと考えた。
かなり妄想に取りつかれている。世の中を変えようとする男はこういうものなのか。白黒映像のうえに、舞台風の台詞まわしのおかげで、さっぱり面白くない。もっと時代のバックグラウンドを描かないと、何が起ころうとしていたのかもわからない。この手は苦手だ。