朧夜の女

劇場公開日:1936年5月14日

解説・あらすじ

「マダムと女房」の五所平之助が、自身が生まれ育った東京下町を舞台に描いた人情ドラマ。大学生の誠一はバーで働く照子と愛しあうようになり、やがて彼女を妊娠させてしまう。誠一から相談を受けた伯父の大吉は、誠一の将来のため、そして彼を溺愛する母親がショックを受けないように、照子を妊娠させたのは自分であると周囲に嘘をつくが……。五所監督作や小津監督作でおなじみの名女優・飯田蝶子が誠一の母役を好演している。

1936年製作/111分/日本
配給:松竹大船
劇場公開日:1936年5月14日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0 1936年松竹大船映画、五所平之助監督作品。

2026年5月4日
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鑑賞方法:映画館

ドキドキ

90年前の映画だ。
京都文化博物館フィルムシアターにて鑑賞。

当たり前だが時代が違いすぎている、当時に封切りで観るのと、90年後の今観るのでは同じ地平では観ることは出来ない。

いわゆる人情物であり、極端に言えば今まったく存在しないものを題材にしている。
今この映画と同じことが行なわれたとしたら、倫理観がどうこう、考えられないとみられるだろう、だから当時の時代背景を鑑みて鑑賞しなければならず、おのずと限界めいたものも感じない訳にはいかない。

人間そのものは大して変わっていない、たちの悪い呑んだくれのイイカッコしいの男気オヤジ、ウジウジ情けない若者、口うるさい母親、我慢強い女房、なにやっても上手くいかない幸薄女、…だけども社会が変わった、コミュニティが変わった、あんなにゆるく穏やか時代ではなくなった、世知辛く細かい事に目くじらたてる社会なのだ、人情なんてものにグッときたり、粋を感じる空気はない。

そういう時代を感じること、古い映画を観てみることも悪くない。

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ケージ